新聞

アナーキズム

読売新聞に、大正時代のアナーキズムが、いまの諸問題を解くヒントを与えてくれる・・・みたいなコラムがあって。 ・・・そういえば、アナーキズムのこと、僕はなんにも知らないなぁ。 知らないくせに、”過激”みたいなイメージだけ持ってて、 幸徳秋水とか大…

鞆の浦

景観保全を理由に着工前の工事の差し止めを初めて命じた画期的判決。 嬉しいなぁ。確定するといいのだけれど・・・。 住んでいるひとには、なかなか日常の良さって、わからなかったりする。 一方、便利さや、綺麗さは、わかりやすい。ついそれを追い求め、結…

香山リカさん、近刊の目次の”勝間さんを目指さない”に爆笑したけれど、今日のコラムも秀逸。 北海道のある町の、中学生への講演を頼まれて・・・ その日、私はふたつのことを話した。ひとつは、「夢などなくても大丈夫」ということ。自分で気づかなくても、…

政治を読み解くのは、権謀術策か、まごころか

総選挙翌朝の新聞、鳩山さんたちの発言の取り上げ方に、おどろいた。 今回たまたま、新聞記事の元ねたになる発言を、TV中継で観ていたわけだけれど、 たとえばNHKTVのインタビュー。こういう考え方もあるけれど、まだまったく決めていない・・・という語り口…

マスメディアの役割

通信・交通手段の途絶も加わって関東以外の地域では伝聞情報や新聞記者・ジャーナリストの現地取材による情報収集に頼らざるを得なくなり(ラジオ放送の実用化はこの直後、大正末期のことである ラジオ#日本初のラジオ放送)、新聞紙上では「東京(関東)全…

選挙結果

今朝の毎日新聞朝刊、とっても面白いレイアウト。 最初の紙・2枚が、いつもどおり冊子状に読んでも、とりはずしてぺら紙にしても、2ページ見開きの大紙面となるように、巧みに構成されている。 しかも、片ページが自民党・他方が民主党、対比させて読めるよ…

裁判員裁判スタート

各紙、丹念な報道。 裁判員、負荷は大きいけれど、とても意義ある制度だと想う。 選ばれる可能性があるというだけで、事件や法律を観る目が、すこし変わる。 ひいては司法のみならず、立法や行政に対する意識も、変わってくる。 10年後。 私たち日本人は、い…

訃報:米谷美久さん 76歳=元オリンパス光学工業常務 カメラ史に残る名機たち オリンパス・ペン、OM-1、XAの設計者、米谷さんが亡くなられたそうです。 オリンパス・ペンは、僕が生まれたときに買ってきたカメラ。高校時代、毎日持ち歩いて、スナップ写真…

かけがえのない”ひと”

僕は、毎日新聞が大好きだ。 ものごころついてから、ずぅっと読んでいる。 ”記者の目”というコーナーが始まったのは、中学生のときだったろうか。 ひとりの記者が、私見を徹底的に書く。かつては確か、まるまる1ページ。今は小さくなったけれど、それでも社…

私の愛したマイケル リアリティーとファンタジー

湯川れい子さんへのインタビューを主体にした記事。 マイケルは黒人を捨てたと言う人もいるが、私はそうは思わない。あれほど黒人の音楽にこだわった人はいない。マイケルの音楽に白人は絶叫して涙を流し、黒人は自らもスターを夢見た。その時代があったから…

千葉県市川市のイラストレーター、金斗鉉(とうげん)さん(55)はネパール・アンナプルナ連山のふもとの村と交流している。「お絵かき」を知らない村の子どもにその楽しさを知ってもらうためだ。今年2月に再訪したという。 住民の平均年収約8万円という…

EUでのプロジェクトにつきあって感じたことがある。最初は「頭でっかちな議論ばかりしていないで早く手を動かしたら」と、思うことがよくあった。心の中では、これだから米国や日本に後れを取るんだろうと思っていた。それが、回が進むにつれて考えが変わ…

こころのコンパスに従え

長期休暇中だったスティーブ・ジョブズさん、肝臓移植を受けていたそうな。 スタンフォード大学卒業式のスピーチを、字幕つき動画で観た。 http://video.google.com/videoplay?docid=9132783120748987670&hl=ja 製品のプレゼンテーションをするときとはまっ…

THIS IS IT

マイケル・ジャクソンがこの夏予定していたロンドン公演のタイトルだそうな。 20年前に、3ヶ月間にわたるセミナーの最終日にもらった、名刺大のカードを思い出した。 自分の価値観を掘り下げ、どんなふうに生きてなにを為したいのか宣言し、実生活における目…

インフルエンザA(H1N1)

日本は、このままだと、ウイルスが弱くなっても、強くなっても、適切な対応をとれないのではなかろうか・・・。 米国での感染者数は増加状況にあるが、気になるのは致死率の上昇である。 これは感染者数が全例把握されていないために、見かけ上致死率が上が…

ゆがんだ100%志向

新型インフルエンザウイルス(H1N1型)の一部に、人に感染しやすくなる原因とみられる変異が見つかった 感染の広がり方に、地域により差があるように感じていた。 その理由のひとつは、これだったのかもなぁ。 夕刊に、秀逸なコラムが。 昨今、日本人は…

白村江の敗戦・明治維新・第二次世界大戦後の躍進

朝刊に、面白いコラムが。 ◇7世紀の「近代化」体験??五百旗頭(いおきべ)真 明治日本こそが、近代西洋文明に対して初めて効果的に対応した非西洋社会である。そう前回の本欄で論じた。それは幕末維新期にあった二つの資質の併用により可能となった。一方で…

持続可能な「至福」

ぢすさんはじめ、”人類はもう滅亡するしかない”と観ている人は、たくさん居ます。 僕も、そうかもしれないと思っていた。 ほんとうに、そうでしょうか? ”持続可能な成長”って、有り得ないのでしょうか。 iso14001の事務局をやっていた時に、真剣に見つめま…

新型インフルエンザ フェーズ6に

結果的に、ここ数日の”感染源がわからない国内感染の拡大を、不自然に小さく扱う”ことによって、 うまく軟着陸で発表を迎えられたのかもしれない。 流行国への渡航歴などがない場合、検査するかどうかは自治体の判断に任されており、流行の実態を把握できて…

月日の経つのは早い・・・

上村愛子選手:皆川賢太郎選手と結婚 - 毎日jp 上村愛子さん、高校生選手として人気になったのが、ついこの間のような気がするけれど、もう29歳になられたのか・・・。長野五輪から、そんなに経つんだなぁ。 幸せいっぱいの笑顔!

機動戦士ガンダム:「台場に立つ」18メートルの雄姿現す(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞) プランの発表だけでも「おぉっ!」と思ったが、 実際、現実になり、森の向こうや倉庫群を背景に立つ写真を見ると・・・感慨がある。

友愛

朝刊に、とっても秀逸なコラムが。 ”友愛”という言葉の、生まれ、歩み、そして今。 フランス革命は自由、平等、友愛(博愛)を目標にしたが、平等と友愛は実現しなかった。自由と平等の対立を解消するのが友愛で、人間が本来持つ人類愛を喚起することによっ…

イタリアのベルルスコーニ首相。 夫人から「自分の子供の誕生日はすっぽかすのに、18歳のモデルさんの誕生日パーティーに出かけた」と離婚を要求されたと聞いたときは、 ”そりゃそうだ”と我が夫婦で大笑いした。 女性問題で窮地に追い込まれた日本の元首相や…

特集ワイド:裁判員制度を前に ある「教戒師」の四半世紀−−住職・足利孝之さん - 毎日jp(毎日新聞) 住職さんの写真の、まなざしが澄み切っていて、深い。 生命の重みを知る人の深さなのかも。 裁判員制度が、明日から始まる。 人生の重みと向き合うことを…

増えた感染者のうち1人は、7日にリオデジャネイロで感染が確認された患者から感染したとみられ、同国内で初の2次感染となった。 ということは、フェーズ6の宣言が近い。 とはいえ、 世界保健機関(WHO)のブリアン・インフルエンザ対策部長代理は8日…

新型インフルエンザ フェーズ4に

メキシコでの豚インフルエンザ流行を受け、WHOが今日宣言。 アミーゴの皆さん、どうしておられるかなぁ・・・。収束しますように。

凡才の集団は孤高の天才に勝る

江戸の連には強力なリーダーがいない。町長や村長など「長」のつく組織は明治以降のものであって、町や村もピラミッド型組織にはなっていなかった。それは短所だと言われてきた。戦争をするには、なるほど短所であろう。しかし新しいアイデアや革新を起こす…

不況という環境対策

大不況の結果、達成が難しいと見られていた「京都議定書」の約束、つまり温室効果ガス排出量の90年比6%削減の達成は確実になった。おぉ!なんと・・・。 ものの生産に頼らない経済を、組むことが出来たなら。 いまの生産量でやっていける経済を、組み立…

◇「幸せになってよかったです!」 幸薄い女性がはまり役だったのはもう過去。バラエティー番組などで明るく振る舞う最近の姿に、私生活でも幸せをつかんだんじゃないかと想像してしまう。そんな空気は、TBS系で放送中のひるドラ「おちゃべり」(平日午後…