新聞

日本は、世界の予告編

◇近代400年の終わりに このようにして得られたデータから水野氏は、次のようなスリリングな論点を導きだした。大航海時代の1600年代に近代は始まった。この社会を支えた原理とは、世界の総人口の2割に満たない一握りの先進国の人々が、残りの8割を…

大局観 700年周期で情→知→意

やっと最近になって、日本の歴史がどのように展開するかわかりました。 岩村 どう展開するか、お教えください。 中西 日本は700年周期で変わっています。5世紀から平安時代までが第1期。1192年の鎌倉時代から1868年の明治維新までが第2期。そ…

大阪地検 証拠FDデータ捏造

恐ろしい・・・現代日本で、こういうことが起きちゃうんだ。 証拠押収時の捜査記録がちゃんと残っていたことで、村木元局長は無罪を証明できたわけだけれど・・・もし、そちらにまで改ざんの手が及んでいたなら。そこはたぶんかろうじて、保全システムが機能…

責任

正しさと過ち - BigLoveの日記の続き。 今日の昼休みに、たしか読売新聞を読んでいて。 先日のハーバード白熱教室 in Japanを紹介する記事の、一文を目にしたとき、ふとひらめいた。 オバマ大統領には、過去の原爆投下の責任があるか否か ・・・あ、”あるか…

綿矢りささんが新刊を出されるという記事を読んで、 ひとつ前の小説が、「夢を与える」というタイトルで、2006年に発表されていることに気づいた。 夜、TDR三昧を、読み返していた。 そこからのリンクで ただし、「みんなに夢を与える」という台詞は、ううむ…

正しさと過ち

白熱教室inJapanの問いのひとつ オバマ大統領は、原爆投下を謝罪すべきか否か おおよそひとのなすこと、みな、なにかしら過ちはあるんじゃなかろうか。 望ましくない結果が生じたのだとしたら、かかわったひとみな、それぞれ「ああしていれば、回避できたの…

千葉法相 死刑執行に立ち会う

立派だ。なかなか出来ることではない。 死刑制度反対という信念を持ちながらも、職責をまっとうするために執行命令を下し、下した命令がもたらす結果を、自らも現場で受け止める。 おそらく、はじめて執行に立ち会った法務大臣だそうな。 そうだろうなぁ。 …

鳩山政権 公約実施状況検証

毎日新聞は21日、8ヶ月余にわたった鳩山政権の公約実施状況をまとめた。全体の85%に着手し、達成は約2割。修正・後退も約3割あった。 毎日新聞 6/22朝刊 1ページまるごと使って、わかりやすい一覧表に。 インターネット版は紙面ほど全体を見通せないけれど、…

原田美枝子さん

毎日新聞日曜版に、ここ数ヶ月”聴き書き”が連載されていて、毎週楽しみに読んでいる。 僕より少しお姉さんで、可愛い顔してるけれど、しっかりしたひと・・・というイメージがあった。 でも、この歳になって(^^;当時の写真に触れ、聴き書きを読んでいる…

フィルハーマジック オープン日発表

オリエンタルランド(千葉県浦安市)は14日、「東京ディズニーランド」に43個目の新アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」を11年1月24日にオープンすると発表した。

「はやぶさ」完全燃焼

毎日新聞朝刊トップ記事の見出し。言いえて妙。 添えられた写真がまた素晴らしい。 http://mainichi.jp/select/science/news/images/20100614k0000m040128000p_size5.jpg 地平線の上、雲を輝かせながら大気へ溶けてゆく、”はやぶさ”の光跡。なんと壮大な・・…

個と道

もともと、生物に寿命などありませんでした。栄養がふんだんにあって環境がよければ、細菌などの原始的な生物は際限なく増殖します。しかし、細菌に「自他」の区別はありませんから寿命がない、といえます。「性」をもつ私たちは、個人のかけがえのなさと多…

ラッシャー木村さん逝去

日本に、”マイクパフォーマンス”を定着させた男。安らかに・・・。

在る

小栗康平監督が、岸部一徳さんを評して曰く、 『ただそこにいる』ということが分かってきたのでしょうね。演じて、役を作って、装って、作品の世界に入るのではなく、自分そのものに降りていくことで、映画の『場』に立つ方法を知ったのです 岸部さんは撮影…

阪神大震災から15年

はや15年。広島の原爆投下から僕が生まれるまでで17年。それに近い年月が経った。 ◇生死分けたご近所の力−−五百旗頭(いおきべ)真 つい昨日のことのようでもあり、はるか昔のことのようにも思える。15年という歳月はそういうものだろうか。 変わることな…

日本の強み

気分ごときで、外交が動くわけがないだろう!

新聞によって濃淡の差はあるが、鳩山由紀夫首相に「反米」や「離米」のレッテルを張り攻撃する論調が多い。「米国は怒っておるのがわからんのか」と米国になり代わって警鐘を鳴らす新聞もある。 4日、普天間飛行場移設問題を協議する日本の外相、防衛相と米…

ルーマニア革命から20年

昨日、新星堂店頭で、マイケル・ジャクソンのブカレストライブの映像を眺めていると、 次男が、「ブカレストって、どこだっけ?」 ルーマニアの首都だよ。ちょうど20年前のここ数日・このライブのほんの3年ほど前にね、ルーマニアでは大変なことがあったんだ…

個性は、無我の境地にこそ・かも

トップランナーを観てて、あらためて思った。 ひとの本質って、”無我の境地”でこそ、我知らずたちのぼるものなんじゃなかろうか。 一週間ほど前、新聞に ”あのひとってこういう人だ・・・と決めてしまうけれど、実はパーソナリティーって固定したものじゃな…

片山右京さん遭難・救出

その富士山で、片山さんたちが昨夜遭難。昨日から今日に日付が変わる頃、同行の二人が、テントごと吹き飛ばされたとのこと。 TVニュースにて 「どのような気持ちで、降りてこられましたか?」 ・・・よく、そんな愚かな質問を口にできるなぁ。 気分で動いて…

毎日新聞夕刊 新幸福論 玄侑宗久さん ”未来に目を向けすぎず、今に無心で立つ”

なりゆき→しあわせ 万葉集や日本書紀で一番多く使われているのは「なる」という言葉だそうです。実がなる、仏になる。なる、というのは我々の合理性でとらえられない変化ですね。稲が生るというのも、おがみたいほどすごいことなので「おいなりさま」という…

旧日本海軍の大将ら幹部47人が、太平洋戦争を振り返った膨大な証言記録を旧海軍OBらで構成される団体が保管。来年春の刊行を目指し、準備を進めている。戦後、公の場に出ず「沈黙の提督」と呼ばれた井上成美(しげよし)、嶋田繁太郎元大将らが後輩の元…

作られた記憶

メディアを通して私たちが知っていることは、作られた記憶である可能性が高いという。重要な局面で、記憶が漏れ落ちてしまうことがあるという。そして、混乱に筋書きを与えようとする行動が、本当の殺人になってしまうとしたら、そこには人間のどういう仕組…

”事業仕分け”が終わって

小沢一郎さんのシステム設計力は、凄いんだなぁ・・・というのが、まず一番の感想。 スタート前、初当選の国会議員を、仕分け人からはずして批判された。「専門家もいれば、造詣が深いひともいる。そもそも国民の信託を得てることは、初当選だろうとベテラン…

”持続可能な成長”と、”目に見えない価値/資本”

社員は家族 と 創造性の発揮 やる気を引き出すには社員に「これは自分の会社だ」と思わせればいいんだ、と。社員が自分のうち(自宅)のように感じる会社にすればいい この言葉で思い出したのが、ちょうどほぼ1年前、カンブリア宮殿に出演されていたJTBの会…

上海ディズニーランド 建設認可おりる

中国・上海市政府は4日、上海ディズニーランド(DL)の建設について中国政府の認可を受けたと発表した。上海浦東国際空港近くに建設され、早ければ2014年に開業する見通し。 小さな記事だけれど、これでようやく本決まりなんだろうなぁ。 おめでとう…

乗り物代は10円か50円で、4歳未満の幼児に付き添う大人は無料。入園無料。そんな遊園地がある。前橋市中央児童遊園(愛称・るなぱあく)だ。 遊具は高さ14・5メートルの飛行塔やミニジェットコースターなど20種類。毎年約40万人が来園し、休日は…

敵地の大観衆からノムラコールを受けながら5度、宙に舞った。山崎武、田中ら楽天ナインとかつての教え子である稲葉、吉井投手コーチら日本ハムのメンバーも加わった胴上げ。涙はなかった。55年のプロ野球生活との別れの儀式に、照れ隠しばかりが口をつい…

広島・長崎 2020年オリンピック招致検討

2016年は、リオデジャネイロになるだろうなぁと想ってた。 だって、地域エゴを離れて、地球全体にとってどこがベストな開催地か観たら、リオなのは一目瞭然。 もはや日本は、オリンピックの主催国になるよりも、まだやったことのない国の手助けをするほうが…

精神科医トマス・サズ氏は、寛容性について次の言葉を残している。「愚か者は許さず、忘れない。単純な者は許し、忘れる。賢者は許し、そして忘れない。」(『第二の罪』)。「許さないが忘れっぽい」われわれが賢者たらんとすれば、あと一息、と思いたい。