ハロウィン HT千葉市川

直撃かと心配された台風は過ぎ去り、霧雨とくもりの一日。
気温も穏やかで、絶好の仮装日和!
嬉しい出会いの多い一日でした。



21時から雨の予報。なにで移動するか迷った末、いまは市川中央公民館の駐車場が使えないと教えていただき、霧雨の中、PC-700で出発。


10:05-13:00 ヒューマニティーチーム千葉市
11年来の友人、姫田さんが主宰する勉強会・・・というか、座談会。
集まる人も、様々いろいろ。何度も参加してるひとも、はじめてのひとも。ベースになってる「神との対話」という本を、まったく読んでない人も、著者と会ったことのある人も。
毎回、一応のお題はあるのだけれど、各々が”いま、出会っていること”を自由に語るうちに、自然にそのテーマに沿った話になる感じ。おだやかな会話の即興ジャムセッションみたいな。
しばらくご無沙汰していたのだが、今回は、やはり11年来の友人・佐藤さんが遠方から参加されると知らせを受け、二男の文化祭よりもこちらを優先することに(^^)


まず自己紹介・お題は”この1か月で出会ったこと”。
ぱっと脳裏に浮かんだのは2つ。生と死、そして、画期的な家具屋の開店と成功。
最初のお二人の自己紹介を伺って、ぱっとこの2つがつながった。で、3番目に手を挙げる。
死が迫るとき、生がみえる。反対者がいるから、確信が深まる。陰と陽があるから、ドラマが生まれる。
そのあとも、話はふくらむ。
ミュージシャンって、日々修行してるようなもんだなぁ。執着を捨てると、軽やかになるんだなぁ。悟ってしまわずドラマを楽しむほうが面白い・・・そちらを僕自身が選んでいるのかも。強引さとのびやかさ・自由と抵抗。激流の中「これがあるべき姿だ」と必死で立って溺れそうになるのもあり、「これがあるべき姿じゃん?」と立ってるところに流れが集まって渦ができるのもあり。

10人の参加者の自己紹介だけで1時間半。あっという間。


で、休憩の後、一応用意されてたお題に入る。
童話の読み合わせ。各々が読みたいところまで読んでは、次の人に渡す。なんとなくラストを読みたいなぁと想ってたら、2順したのち、見事に僕が最後のページを。
お話は、こんな感じ。

まだ時間も場所もなかったころ、小さな魂が「大発見をした!」と喜び勇んで神様のところに行く。「僕は光なんですね!」
そして、お願いをする。「光ってどんなに素晴らしいのか、体験してみたい。」たとえば・・・「決めた。僕は”素晴らしく許す”ってことを体験します」
でも、まわりはみな、完全な光。許す相手なんて、どこにも見当たらない。
ある魂が申し出てくれる。「わかった。僕がきみに、許されるようなことをしてあげよう」

ここで1順目が回ってきました。
目にした途端、涙で声が詰まって、読むのがやっとでした・・・。

「ありがとう。でも、なぜわざわざそんなことをしてくれるの?」
「君を愛しているからだよ」

ただ、ひとつお願いがあるんだ・と。

「うまく考えて、きっとひどいことをしてみせる。そのとき覚えていてほしいんだ。僕がほんとうは光だってことを」


たとえ今、どんなふうに振る舞っていようと、なにをしゃべっていようと、そのひとの素敵な本質がクリアに見えるときって、あります。
でもねぇ、観ることを忘れてることが、最近多いかなぁ。
なんでだろう。なにに執着してるのだろう。
・・・慣れ、なのかもしれません。単純に、忘れているだけ。


観ようとしなくても見えちゃう、それどころか現れちゃう。
そんな瞬間も、たくさんありますよね。
なるべくたくさん、そうありたいなぁ。


13:15-15:00 インドカレー屋さんに。
たぶん、すべてのひとが悟りを知っている・・・そうでないときは別として。
無我夢中になっているときって、たぶんあれが、悟りなんだろうなぁ。