杭州→蘇州→三国志テーマパーク→上海

6:15 起床
6:30 朝食
7:25 出発


太湖が近づくと、湖は観えなくとも、水の景色が増える。運河、水田、養殖池なのかな。ひろびろした水郷という感じ。


蘇州は、ガイドの段さん、運転手の殷さんが住んでる街。
段さんは、10年ちょっと前に郊外のマンションを買ったそうな。当時は周りは養殖場とレンコン畑だらけ。ところが今では、百貨店が隣に2件あり、地下鉄駅が目の前に。新市街のど真ん中になって、お値段もたしか10倍になったとおっしゃってた。
「親から「おまえは給料、あるだけ使っちゃうから、家か車かを買え」と言われ、車を自分で運転するのはあまり好きじゃないので、家にしたんです。車にしてたら、年々値打ちが下がってた(笑)」
3エリアに分けて都市計画をしているそうな。
旧市街は観光用にそのまま残す。
湖から遠い側を、新市街地に。ビジネス・ショッピング・居住はそちらに。上海は緑が少ないのが難点だそうだが、蘇州は公園都市と言われるほど緑地を確保してあって住みやすいとおっしゃってた。
湖に近い側に、工業団地。あとでその中を高架道路で突き抜けたが、想像をはるかに超える規模だった。日本企業の工場もたくさん。日本人も多く居住しているそうな。
獅子林 迷路を堪能!
寒山寺 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%92%E5%B1%B1%E5%AF%BA 漢詩で有名になった。建物は後代に整備されたものが多い。なんとなく日本の寺に相通じる雰囲気。数年前立てたばかりという木造の壁や色合いは特にそう。大学の博士課程を卒業しないと僧になれない。お寺は賽銭や鐘つきの収入で裕福。特に旧正月の除夜の鐘をつく権利はお金持ちがせりで競い、ひとつき数百万円になるんだそうな。
昼食。国営の団体観光客用施設で。だだっ広いレストラン、過剰施設?!?と想ったら、国内観光の団体が次から次へと入れ替わり立ち代り入ってくる。手際よくどどんと料理が出てくる。さすが。
階下は観光客用小ショッピングモール。でも、あまりお客さん居なかったなぁ。


高速道路が、太湖のほとりに出た。道路の両側が公園として整備されている。幅それぞれ100m以上あるなぁ。
無錫
真珠工場前で、女性ガイドさんが添乗してくる。
上海まで高速鉄道ですぐ。住居費や物価は安いので、上海のベッドタウンや別荘地にもなりつつあるという。
高級住宅街。エリア全体が柵でしっかり囲われてて、ゲートはひとつ。緑豊かで、庭もゆったりあるっぽくみえる。芸能人の持ち家だったり、お金持ちが愛人に買い与えたり・だそうな。
三国志のテーマパーク TVドラマのセットとしてつくられ、その後レッド・クリフの一部場面も撮影したという。
太湖、周囲を公園として整備し、水質がぐっと良くなったそうな。


上海へ。ずっと片側3車線以上。市内までは空いてた。
虹橋空港第2ターミナルを遠望。でかい!!!
ブロックごとがっさり更地にして再開発工事中が2箇所。シムシティみたいだ。
市内に入るとさすがに渋滞。合流路の安全地帯に、警察の小さな詰所があったり、パトカーや白バイが止まってたり。なるほど賢い。
都心部の高架道路(都市高速)は、車線幅が日本の首都高速並みだ。ただ、不自然なカーブは少ない。


上海料理の夕食。そうだ、トマトに砂糖!26年前もたまに出てたなぁ。観て思い出した。