世界ふれあい街歩き選 ハルビン

僕の大好きな、薬師丸ひろ子さんがナビゲーター。素敵な声だ。


美しい街。楽しげなひとびと。
ただ、4月までの毎日新聞夕刊の連載小説で悲しい歴史も詳しく知ってしまったから、複雑な想いも。街が重層的に見える。
上海もそうだったなぁ。20世紀初頭の、国際都市・・・だからか、似たエッセンスを感じる。上海は昔のロンドン風味、ハルビンは、パリっぽいかな。
乾いた空気、青い空。そこは、トルファンウルムチと似ている。
中央大街は、きれいに整備されている。川沿いの公園の石タイルも、きれいな平面で見事!
でも歩道の端は、敷石がはげていたりと、行き届ききっていないのは、中国らしい。
一本裏通りになると、古い建物を、生活感満点で活用していて、それもまた好ましい。
もうあとほんのすこし、社会資本に余裕が出てくると、そんなところまで、ぴっかぴかになるんだろうなぁ。ここ25年の日本みたいに。