上海→紹興→杭州

6:00 朝食
6:50 出発
上海市内、多くの企業は8:30が始業で、その手前の渋滞が激しいそうな。高架道路(日本で言う都市高速)は東京よりも車線が広い。


杭州にむかう高速道路は、通行量が多く、路面がかなり凸凹。乗用車もバスも日本と同じサイズだが、トラックの荷台だけはとてもでかい!ヨーロッパ的。
広告看板がずらり。対向車線からも観えるよう、背がとても高い。一本柱。地震国じゃ倒れてしまいそう。


SAで中華まんじゅう


都市ごとに、郊外住宅のテイストがかなり違う。おしゃれな上海、それが中華風(むこうのひとにとっては欧風らしい)の塔付きになり、杭州近郊は5階建て&ガラス張りの地方都市駅前ビルみたいな建物に。でも、一戸建て!!!なんとでかい。土地は足りないので、庭はほとんど無いんだそうな。
高速を降り、紹興市へむかう道。広い自転車レーンが整備されてて、電動スクーターや3輪車が爆走してる。路線バスの一部もそのレーンを走ってる。車道側にはBRTの停留所もほぼ完成。
3輪自転車、どうもモーターで電動化してるっぽい。エンジン音はしないしなぁ。電動化キットがあるんだろうか。それぞれいろんな荷物を山盛り積んで、万能な活躍っぷり。これは26年前と変わらない。


市内へ。田舎町かとおもいきや、人口多い! 懐かしい中国の活気。足漕ぎ自転車が電動化し、自家用車が増えたのが違いか。道は拡幅したっぽい。
ホイールカバー付きの貸し自転車も、都心には多い。


魯迅故居 清朝役人の大邸宅。中国国内の観光客がたくさん!学校の教科書で小学校(たしか)3年から毎年作品を取り扱うので、馴染み深い存在だそうな。でも、小学生には難しく、試験対象というイメージもあって・・・w お手洗いの窓から眺める並木と街並み、そこだけパリのよう。


昼食 建物は新しくて丁寧な作りなのだが、メンテナンスされてない。エレベーターが床とずれてて、ボタンになかなか反応しない・・・こりゃ、ブレーキ壊れてるぞ。大ガラス窓の接合も、神戸の防災館で使ってるような金具なのだけれど、掃除されてないな。


紹興酒醸造所。
入り口に、ナローの鉱山鉄道が! 凸電が貨車を引いて駆け抜けていく。ばちばちばちっと火花。長男曰く、工場入口のところだけ、架線がない。手前でパンタグラフを降ろし、惰性で通過して、パンタグラフを再び上げたとのこと。ワイルドな!


杭州へ。驚いた!!!川むかいの新市街で、もう高層ビル林立。渋滞を避け、裏道を駆使しながら進む。旧市街で高架の側道を行こうとして行き止まり。あ、カイエンが一方通行を逆走wカオスで楽しい。
赤いホイールカバー付きの可愛い自転車、無料レンタサイクルだそうな。車からの移行を促してるとのこと。


西湖へ。大賑わい! 手こぎの船に。自分たちでこぐのかと覚悟してたら、船頭さんが。風がちょっとあるけれど、気持ちいい。
とても風情がある。むしろ和風な感じすらする。浜名湖五色沼あたりも、ほんとはこのくらい自然な公園に出来るんだろうけれどなぁ・・・。
一隻立派な船。国家主席来訪に合わせて大金を投じて創り、一度使ったっきりで係留されてるそうな(^^;
この10年ほどで、田畑になっていた部分を湖に戻し、大整備をしたんだそうな。船で途中橋をくぐった先は、数年前まで畑だったとのこと、水深が浅いから、鏡のように水面が静かだったんだな。


拡張復元整備された部分の辺りを、茶畑へ。
農家がやっているというおしゃれなレストラン2件を望みながら。
お茶の博物館はすでに閉館時間を過ぎてた。茶葉をかじり、渓流を。桃源郷な感じ。桜が咲いてる!もうすぐ花のシーズン、桃が綺麗だそうな。


西湖のほとり、夕食。
外資系のホテルだそうで、すこぶる美味しかった!


宿泊するホテルへむかう。
渋滞する高架路からみる、サイバーな夜景。LEDを使ってるんだろう、アニメーション的な演出が派手やか。「強力わかもと」の大画面CMや、ホバーカーがないのが不思議なくらいだ。


海外企業との合弁事業は、中国側が51%以上出資といった規制がある。香港資本も外国扱い。しかし、台湾については国内資本と同じ扱いなのだそうな!だからこの10年、台湾企業がもっとも盛んに進出しているとのこと。生産拠点をどんどん大陸につくってる。ちょっと驚いたけれど、賢いやり方だなぁ・・・離れがたい関係を、こうして創りあげてしまうとは。


フランス系ハイパーマートの隣のホテルへ。ところが満室!系列ホテルへと移動が必要だそうな。
ハイパーマートでお買い物。


ホテルへ。