使命2

マイケル・ジャクソンが50歳。
キューバ革命から50年。


もし、マイケルがキューバに生まれていたなら。
才能はちゃんと見出され、やはりエンタテナーになっていただろう。
でも、もっと平穏で、幸せな暮らしが送れたかも。
と同時に、
世界的なスーパースターには、ならなかったかも。
歌う歌も、ずいぶん違っていたかもしれない。人種差別や貧富の格差に直面しなかっただろうし。


歴史にもしもは無いという。
ベストを尽くすうち、ふと振り返ると、無二の使命を果たしている・・・そんなものなのかもしれない。


松本サリン事件で当初犯人扱いされた、河野さんのとてつもなくつらい体験が、日本の捜査や事件報道のあり方を大きく変えたように、
マイケルのつらい体験と、わたしたちの喪失感とが、”先入観を脇において、まず、自分のこころでありのまま感じる”ことの大切さを、しっかり根付かせるといいなぁ。