労働組合支部 第50回定期大会

記念大会ということで、議事終了後、支部長経験者3名が挨拶をする・・・はずだった。

  • 70年代に支部長をなさったかたの挨拶。スケールが違う。観ている範囲が大きい。社会全体と、自分たちとの関係を、しっかり見据えている。「他組合との交流を通じて、わたしたちの組合の強みを、2つ感じた。ひとつは、異業種が組み合わさった構成であること。こちらの業界で当然視されてしまうことが、あちらの業界では”そりゃおかしい”、こちらの業界で”こりゃ、一大事だ”が、あちらの業界では”些事だよ。本質的に大切なことじゃない”・逆もまたしかり。それが、道を誤らないことにつながってる。もうひとつは、トラブルが発生したとき、逃げず、社会に対して、まっすぐに向き合って責任を果たしてきたこと。A社は事故発生時、経営トップのみならず、労働組合幹部も外部との連絡を絶って逃げた。B社は、トップの指示が絶対で、労働組合が”それはおかしい”と声を上げることをせず、経営チェック機能を果たしていなかった。」以上、聞き書きなので、ご本人の趣旨と違っているかもしれませんが
  • 80年代に支部長をなさったかたは、自支部・事業所の話しどまり。
  • 90年代に支部長をなさったかたは、挨拶を依頼されていたにもかかわらず”業務が忙しく、出席が遅れる”とやって来ず、「それでは閉会いたします」とアナウンスが流れ、みな立ち上がったところで顔をのぞかせる。
  • 00年代前半に担当した私たちは、支部運営をかたちだけでも維持するのに手一杯。
  • 今。もはや、支部運営も、支部長一人におんぶにだっこ。支部長以外は、自支部のことどころか、自分のことしか面倒見て無さそう。


交流会に出ても、愚痴ばっかりになりそうだったので、とっとと引き上げる。