その時歴史が動いた 第199回 サムライ魂でデパートを創れ! 〜近代百貨店誕生物語〜

三越呉服店をデパートメントストアに脱皮させた人、日比翁助
http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2004_11.html#03

  • 士魂商才 利よりも義

「接客には親切を尽くすことがなにより大切である。口先ばかりの親切ではいけない。腹の底からでた、命がけの精神でなくてはならない」

金時計のエピソード

  • 社会貢献

中産階級の誕生
児童博覧会 近代的な子供観へ

児童音楽隊、反対する古参幹部に
「たとえほかの楽団に移ったとしても、三越への感謝の念はずっと生き続ける。天才と呼ばれる音楽家が一人でも出たなら、デパートメントストアにとって、大変に光栄なこと」

「今日は帝劇 明日は三越」の広告コピーが叩かれる
神経衰弱になってしまう
不況下、第5回児童博覧会を開催、大好評。

「自分はデパートに来てくれる人々に満足してもらえればそれでよい。ここがあらゆる社会の人々が出会う倶楽部に成り得れば、それは望外の光栄である」

誇りなくして利益なし

  • 時代

阪急電鉄創始者などなどなど、この時代は素敵な経営者が出ているなぁ。
人間を大切にする時代のはじまりだったと言えるのかも。たとえば「安全第一」。大阪の民間組合による良質な近郊住宅開発。そしてすぐ、エンタテイメントの揺籃期へ・・・。
20世紀初頭。学べることが多そうな時代だなぁ。

江戸時代、明治初期、大正時代。それぞれ、革命的・画期的なお客様本位の商売形態を編み出してる。
でも、それが時を経て利益中心主義になったり、腐敗したり。
そして、また革命者が現れる。

伝統なんだろうなぁ。
革命者が現れるのも、そして、もしかしたら、守旧派が悪く言い伝えられるのも。