勉強と学習は違う

教師時代を反省…と、
So-net blog:自由人は毎日が旅・・・日記:やりたい事?を読んで、想い出したお話です。


小学4年生の頃だったか。「値引き頑張りますよ」という意味で「勉強しまっせ!」というと知り、吃驚した。

担任の先生曰く。
「"勉強"とは、強いて・勉めるという意味なんだ。でもね、君たちは"学ぶ"というべきところで、"勉強"って言葉を使ってるだろ?知らず知らずに”学ぶとは、つらいけどがんばって励むものだ”って毎日言ってるんだ。」
「でも、ほんとうにそう?学ぶって楽しいよね。」
「学ぶ=つらいもの、がんばらなきゃいけないものって思いこんでるから、"勉強"という言葉を"学ぶ"のかわりに使っちゃう。使ってるうちに、学ぶ=つらいもの、がんばらなきゃいけないものって、ますます思いこんじゃう。」


「勉強なんか、するな。学べ。」
「ま、試験の前とか”強いて学びに勉める”ときもたまにはあるけどね。」


"えー!そうと知らずに使ってる言葉が、僕に影響与えるわけないじゃん・・・でも、ひょっとするとそうなのかなぁ"と、そのときの僕は思いました。
今は感謝してます。「強いる」「勉める」という漢字の意味を明確に知る時点で教わっといてよかったぁ・・・。
「人は、自分自身が使う言葉・会話に影響される」ってことを、このとき初めて教わりました。今は実例をたーくさん知ってる・・・。


ディズニーのテーマパークって、”学ぶって楽しいことなんだよぉ”・・・ってことを僕に想い起こさせてくれます。そもそもレジャーって、どうやら博覧会など「学び」からスタートしてるみたい。上の項で登場した「児童博覧会」も、その一例ですね。
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