春夏秋冬

今朝の毎日新聞の経済欄コラム「経済観測:春の季節」http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/08/26/20040826ddm008070120000c.html
・・・の文意を、自分なりに記述(^^;;;
オリンピックのメダリストを観て、日本が変わったように感じる。
失われた10年」という見方は違うのではないか、「不景気=悪」という見方は違うのではないか。
内省することで、自己の特質を知り、磨き、発揮させる機会となったのではないか。
かつては欧米というトップランナーを、ひたすら模倣し追いかけていた。それが行き詰まり、この10年、自分の存在理由を観、自社にしか出来ないこと、日本の特質を活かすことを真剣に探求した。その地についたエネルギーが、景気回復として現れつつある。
冬蓄えたものが、春・夏と表に現れるように。
春夏秋冬、いずれにも価値がある。

 そういう「不況の効用」を考えると、これまでの「好況は善、不況は悪」という見方も見直しが必要なのではないか。季節で言えば春夏秋冬それぞれに特色があり、なすべき働きがある。その意味では今は景気循環の中では春の時だろう。この時に必要なのは、冬の間に蓄えられ、夏に向かって勢いを増し外に現れてゆくエネルギーが正しく生かされるために、志やビジョンを明らかにし、それを共有する、ということだろう。