足立区生物園 公開講座「チョウとなかよくなるには」井上A.尚 先生 → ココス保木間店 → PC DEPOT奥戸環七店

13:00-14:45 公開講座「チョウとなかよくなるには」井上A.尚 先生 レクチャー30分 質疑応答・10分の予定が盛り上がって30分以上 DVD視聴30分 更に追加で質疑応答15分くらい。
一昨年以来の井上先生の講義。今回も、楽しかった!!!
チョウにインタビューする。ご協力いただく、という姿勢が素敵。


以下の様な問題意識を感じた。

  • 観察の重要性

生物の研究、昨今はすぐ細胞や遺伝子解析のほうに行ってしまいがち。
けれど行動観察ってとても大切で、わからないことが身近にたぁくさんある。常識だとされていることが、全然違ったり。例えばこの夏、例年、我が家に数世代来てくれるキアゲハが、夏前の一度きり。そして、井上先生の周辺では、キアゲハが林に、しかもキク科の植物に産卵!!!で、ナミアゲハをほとんど見かけなかった・と。
なぜなのか・・・と考えることで、多様な仮説が浮かぶ。そこから、生化学的に、電子顕微鏡的に、動物行動学的に、遺伝子解析的に、いろんな実験を思いつく。
質疑応答の中でも、聴講生側から、記録的なほど長生きした成体のはなしや、食べないとされる食草に産卵され・無事育った事例や、外来種の広がりや、さりげなくばんばんと、興味深い知見が出てくる。

  • 有用性をおいかけることの愚かさ

日本は、蝶を飼育している温室が10個以上、庭園を入れると20箇所くらいになるそうな。蝶の行動研究をするのにとても適した環境。なのに、研究が進んでいるとはいえないそうな。
なぜか。「役に立たない」とされてしまうから。実際、農水省の研究機関でこういう研究をしていると、必ず「おまえのは研究じゃなく、遊びだ」という横槍を入れるのだとおっしゃる。
ノーベル賞をとられた、くらげの発光の研究を連想した。


一昨年の受講した際、「DVDをください!」と厚かましくも申し上げたら、即座に4種類すべて送ってくださった。
今日観たDVDはそのなかのひとつだったけれど、新鮮に面白い。



長期休園中の生物園。
建物外に、足場を組立中。建物内は、床の養生がされていたが、まだほとんど変化なし。
けれど、屋外はかなり変化しつつあるようだ。なんと、園外のバードケージが、取り壊しの対象になっていた。あのカンムリヅルさんと、もう会えないのかもしれない・・・。ミニブタのぷーちゃんたちともども、いろんな園に移動しているそうな。昆虫ドームも取り壊し中の模様。


ココス保木間店へ
マルゲリータピザと、ドリンクバイキングを。


給油。154円/l
タイヤ空気圧点検。前輪2.2→2.0 後輪1.8→1.6

PC DEPOT