WHO当局者によると数日以内に、多くの国でインフルエンザ様症状を呈する患者をH1N1インフルエンザと推定し、検査で確認する必要はないこと、そして国内でのH1N1感染者の発生数をインフルエンザ様症状を呈する人、肺炎発生事例を指標とすべきであることを勧奨する予定
(中略)
 H1N1インフルエンザが流行しているほとんどの国では、95%以上が新規ウイルスによるものであると、ケイジ・フクダ氏は語ったいる。
 「発生が確認されていない国では、検査を行って確認することを勧める」、とフクダ氏は電話で記者に語った。
 「全ての国では、異常な事例、集団発生、異常な重症例、新症状発現者に対しては検査を行うよう求める」

こういう方針の下に、検査を行わない・・・というのなら、よく理解できる。


しかし、日本の現況はどうだろうか。
異常な事例・集団発生に対して、ちゃんと検査しているだろうか?・・・未だに渡航歴の有無を基準においている自治体もあるようだ。
”インフルエンザ様症状を呈する患者”の数を、きちんと把握しているだろうか?その95%が新型ウイルスだと確認できているだろうか?・・・少なくとも報道はされていない。