得るも失うも
国境線とおなじ。脳内で勝手に決めたもの
・・・なのかもしれませんね。


なにもかも得たひとって、なにもかも失ったひとと、まったく同じ・・・かもしれない。
宇宙すべてが自分のもの = 自分専用のものはなにひとつない ・・・だろう。だってそのとき、利己的に行動する = 利他的に行動する ・・・になるもんなぁ。


悟るとは、自他の差をとりはらってしまうことだ・・・という言葉を聴いたことがある。
テイラー博士が、脳の左半球に障害を負ったとき、自己がまるで液体のようになって、どこまでもひろがり、他者との境界線がなくなったそうな。たぶんこれが涅槃の境地だろう・・・と博士は言っている。
自分と他者との境界が無ければ、得るも失うも、無くなっちゃう。


してみると、社会の役割って、
自由意志と自由意志とが、どう輝きを引き出しあって、資源を活かすか に尽きるんだろうなぁ。