ITホワイトボックス 携帯電話

講師さんが、とても魅力的。”移動体通信”の本質を、文化面でも技術面でも歴史面でも、愛情を込めてしっかりとらえていらっしゃる。ひとつの技術分野を、おおきく育ててこられた方って、こうなんだろうなぁ。
森下千里さん、しゃべってる姿を観ると、なんだかテディの元バーテンダーさんみたい。

  • なぜどんどん機能が進歩したか

いつも身に着けて、みんながつかう。
だから、たくさんの要望が生まれ、技術者も熱心に応える。
こんな機器、ほかに無い。

  • 船舶から、車、そして

初代自動車電話のコストダウンにとりくんだ技術者さんの、すてきなまなざし。
部品点数の減少が、回路の小型化につながり、ボストンバッグに入れて「ほら、こうすればもって歩けるじゃないか!」
それが、ショルダーフォンの登場につながる。どんどん小型化し、大ブレーク。
「ここまで発展するとは思ってませんでした。でも、”究極の電話の姿だ”とは想ってました。」

  • これからの携帯電話

講師「人間の五感を伸ばしていく」いまは聴覚、そして視覚。やがてほかの五感へと。
森下さん「エンターテイメントと、身体に則した必要な部分と、両面で発達してますよね。」