ひとを生かす

新入社員教育に参考になる情報を探していて見つけた、マセヒューマンテクノサービス(経営コンサルタント)のウエブサイト、素敵な記事がいっぱいです。


亡き父と、たぶん同世代。父が語っていたことと相通じるものを、たくさん感じます。
たとえば・・・
転勤させるのは、優秀で頼りにしている部下から
任せると、育つ
目的を明示する
趣味の団体を盛り上げるコツ
などなどなど・・・。


父たちの世代がはっきりと持っていて、
でも、団塊の世代のかたがたには、乏しいもの。・・・もちろん、個人差はありますが
なにか”プリンシパル”のようなもの。
一言で言い表すことが出来ずにいたのですが
それは、”ひとへの愛の深さ”かもしれません。


自分にとって得だから、とか、好きだから嫌いだから、とかで部下や上司と接するのではなく、
”ひとの存在を、いかに活かし輝かせるか”に、こころを寄せている。行動の基準がある。


祖父たちが、大正デモクラシーの世代。
そのさらに父は、市民社会の基盤を創り、日露戦争やシベリア出兵で近代戦争の悲惨さを体験した世代。
そのまた父・・・となると、もはや世代的にはばらけるんでしょうか。


団塊の世代の方々のおとうさんは、軍国主義教育を受けた世代。
そのおとうさんは、子供時代に、日露戦争勝利を、無邪気に喜んだ世代になるんじゃないかなぁ・・・。
損得に流されたり、世間に迎合したり反発したり。”道”を信頼して無いような、人生は生存競争だと捉えておられるような。


いやいや、ほんとにそうかどうか。
個人差は大きくあるはず。生きた時代も、そこでどんな体験をしたかも、そしてどう捉え、なにを学んだかも。
ひとつはっきりしているのは、
僕の人生にとって、”ひとやものの存在の、輝き”が、喜びだということ。


ときに、未来がはっきり観えることがあります。
それは、願望というよりも、読み。”道に沿った姿は、これだ”・・・みたいな。
読めてしまうと、叶う。自分がじたばたしなければ、ますます速やかに。
「僕自身が、その実現に関与したい」とか、「あいつがそれを成し遂げたと評価されたい」という願望が、僕には強くありました。
でも、ほんとはそんなの、どうでもいい。たぶん。
誰がやろうと、実現すれば、僕はそれで嬉しい。実際は。
読む、信じる・・・というか、あぁいずれ叶うんだとわかる。そこまでが、もしかしたら僕の役回りなのかもしれません。