母とTEL

戦後から今まで、間に合わせの、使い捨てられるようなものを、じゃんじゃん量産してきた。
たぶんそれは終わる。


数百年使い続けられるような、ものに。
それを、修繕、改修する仕事も、需要が起きるだろう。


大正から昭和初期、ミッキー登場の時代や、”阪神間モダニズム”に、これからのヒントが、たくさんある。
当時、一部の人たちだけが経験できた生活が、すべてのひとに。


表面的な体験のレベルではなく、体感。
五感や喜怒哀楽のレベルではなく、洞察力や感性。奥行きの在る、ふわっと包まれる空気。