現今の社会情勢と”千と千尋の神隠し”
カオナシが米国の金融市場に思えてきた。土くれを金にしてだまして取引をし、なんでも抱え込んだうえで、にがだんごを食べてぐちゃくちゃになった食べ物(商品、信用)を吐き出して、縮んでいった。ゆばーばとぜにーばが双子の姉妹というのも、商品・サービスと貨幣の対のようにも思えた。ゆばーばがサービスを提供する従業員たちに厳しく、肥大した赤ん坊である「坊」(顧客)を限りなく甘やかす。オールマイティーでありながら、致死の呪を受けた契約の印を持つのが、貨幣の象徴であるぜにーば。
なるほど・・・”湯屋での宴”の虚飾と矛盾をすべて洗い出すために、米国の金融市場は、膨張し崩壊したのかもしれませんね。
果たしてこれから、白い龍は、ぜにーばの呪縛から解き放たれて、健康な姿を取り戻すのか。
取り戻さなきゃいけないし、取り戻せるでしょう。
わたしたち人間が、”なにを人生の満足とするか”がポイントだなぁ。
Re: ラテンバカへ BigLove - 2008/12/24(Wed) 01:29 No.13755
人生の満足を、”ほんとに大切なものを。大切にする”ことに、シフトできるかどうか。
するしかないし、出来るでしょう。
経済も社会制度も文化も、その方向へ堰を切って流れるんだろうなぁ・・・。
”もののあはれ”
物事の本質を、ありのまま感じ、”あぁ、我”とおもわず声が出てしまう。
我が無になった瞬間こそ、100%ありのままの我。
そんな瞬間の連続へと、人生をシフトしていく。
それがたぶん、虚飾から離れ、”持続可能な社会”を実現する道なのでしょう。