サルササルササルサ
スカットル
サルササルササルサ! 楽しい!!!



つい今日も、ホテルイースト21へ。
ピアノのトリアーナさん、受賞暦のある作編曲家でもあるようなんですが、実際、編曲力が凄いです。
3日連続で聴いてみてわかったんですが・・・同じ曲でも、都度違う。ソーリーと「次、どの曲やろうか、どんな感じでやろうか、うんうん、このキーで、こう繰り返して・・・」と、その時・その場の空気を感じながら、方向を決め、即興でアレンジしていく。
今回のレパートリーにない”時計を止めて”をリクエストしたら、主旋律をさらさらっとハミングで確認して、即、即興演奏。そのアレンジが、すっごくクールでカッコいいのなんの。ソーリーのホットな歌声が、それに乗っかるわけですから・・・たまりません。立ち上がって拍手したら、”メヒカーノたちとの思い出の曲なんだろ?”みたいなことを、スペイン語でギターの弾きまねをしながら。おぉっ、お見通しだっ!


ほんっとうに想います。
アメリカ合衆国が、キューバにさんざんいじわるをしているからこそ、
こんな凄いアーティストたちと、こんなバーラウンジで、高々3〜5000円くらいの出費で・・・。
BGMとして聞き流したいなら、ちゃんとそのように演奏してくれる。
そして、まごころを込めて向き合えば、それに沿った音楽を紡ぎ出してくれる。
そのとき、その瞬間ならではの音楽を。
こんな贅沢、してもいいんでしょうか・・・。