OLCさんが、”無駄だ”と廃止したことが、実はとっても大切で、
”これでSCSが同等以上になるはず”と観てきたことが、実は大切じゃない。
事故続きなのは、そんなメッセージなんじゃなかろうか。
ミート・ザ・ワールド/ビジョナリアム/ミステリーツアー廃止とか、
プロダクションの分社化とか、
シールの廃止とか、
ディズニーランドホテル建設とか、
店舗のテーマ性喪失とか、
TDLの”アメリカンエンタテイメント史ショーケース”的側面の希薄化とか、
トムソーヤ島岩山の改変とキャストさん削減とか、
1年きりのはずのパレードを5年やっちゃうとか、
写真申し込みや抽選のセルフサービス化とか、
とかとかとか・・・なんてことを、つい想ってしまったり。
・・・いや、僕が気に入らないことを列挙しただけなんですが(^^;


香港ディズニーランドに行って以来、東京が”水栽培のヒヤシンス”みたいに観えています。
貧相な環境に手をかけることで、むりやり花を咲かせている。さっぱりしてるけど、生命力が弱い。綺麗だけど、余裕が無い。誇りっぽくって貧乏ったらしい。・・・あえて言葉にすると、そんな感じでしょうか。
表面的な効率を追いかけ、鳥も設備もいっぱいいっぱいに使い、システムと残業でカバーしている、ガラスの王国・みたいな。
当初感じていた生命力が枯れた感じは、夏ごろからだったか、ずいぶん好転しました。木々の表情、ゲストの活力、パークの空気。日本独特の、淡いすっきりした空気感の魅力も、感じていました。
12月ごろからは、どのライブエンタテイメントを観ても、出演者の皆さんが実に生き生きしていて、感銘を受けてしまう。
ところが・・・昨日のパレードからは、なんかおかしい。魔法がちょっぴり解けてしまったかのよう。パークの光景は、柔らかな日差しを受け、いつも以上に素晴らしい。なのに、ちょっぴりうそ臭くも感じてしまう。ライブエンタテイメントの出演者さんたちも、その人らしさが、今ひとつはじけていないような・・・。


ある友人は「パークがもっと素敵になる、過渡期の苦しみなんじゃないか。日本全体も、そんな一年になりそうな気がする。」・・・そうかもしれません。でも僕は、なんだか望ましくない方向に行ってる気がしてならないなぁ。
じゃぁ僕は、どんな方向を望んでいるんだろう・・・。
ディズニーランド・ホテルは要らない、せめて3階低くする。入場者数は絞る。規模は拡大せず、質の充実に努める。居ることそのものの心地よさを追求する。キャストさんこそがスター。走ったり待ったりする意味を無くす。
・・・”足るを知るパーク”かなぁ?!?

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Re: ランドで・・・ みゅ - 2008/01/10(Thu) 11:24 No.12423

小さな振動で
大きなものでも破壊できるんだね。


例え空気が揺れるような
小さな小さなひずみや振動でも
見過ごせないわぁ、怖いわぁ・・・・・


つづく。

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清らかな水 みゅ - 2008/01/10(Thu) 11:42 No.12424

深い人の所の言葉を借りて
「25周年開始前だったと言うのはOLCにとって
これ以上無いってくらい幸運だった」とも思うし、


(↓以下は俺の妄想)
閑散期中だったというのも偶然じゃない。
そして休暇中だったNHK職員の目の前で起きたのも
偶然じゃないんだな。


火事もたまたまじゃない。
ハーバー中が凍りついた大晦日のクールサービスも偶然じゃない。
停電も、ピアリの小火も、あれもこれも・・・・


幸いにして(と言うか恩赦で)怪我人は出ていないけど、
はやく「歪」を見つけなくちゃ。
なんかが嫌がってるっつーか、もがいてる感じがする。
早々に膿を出し切って、夢をひらかせよう。

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魂の洗濯 みゅ - 2008/01/10(Thu) 13:11 No.12425

人が作ったものなんて
完璧なものは無い。


物も、ルールも、法律も。


時間や自然や何かの変化にぶち当たった時、
もろくも崩れ去ったり歪んだりするもんだなって感じる。


気がついたら少しずつ修正して
失敗も有るけど失敗こそ進化の種。
モラルと言う心のコンパスに従って
恐れず進めばいいじゃない。
過ちを犯す為に人生なんて送ってるんだから。


と、いう夢を見た。

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自然の流れを活かそうよ BigLove - 2008/01/10(Thu) 17:47 No.12426

骨太な生命感あふれる香港ディズニーランドを体験して以来、
東京が、水栽培のヒヤシンスみたいに感じられる。


更にLEDを照射して、もっと華やかに、もっと効率的に、もっと大きくすることもできるだろうけれど、
無理をするのは、やめようじゃないか。


豊かな土壌をはぐくめば、そこに自ずと、咲くべき花が清らかに咲く。
そんなパークであって欲しい。
そんな東京であって欲しい。

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偶然じゃない BigLove - 2008/01/10(Thu) 18:20 No.12427

みゅさんが言ってる事は、オカルトでもなんでもない。


”統計的品質管理”の考え方で言えば。
25年に1-2回しか起きたことが無い事故や事件が、こんな短期間に連続して”偶然に”起きる確率は、ごく低い。
つまり、一見関連が無いように見えるけれど、なにか共通の真因がある。
そういった真因をつかまえることで、日本の製造業は品質世界一になった。


OLCさんはきっと、ひとつひとつの事象の再発防止策はしっかりやられるはず。
そしてそれのみならず、いろんな部門の人が集まって、共通する真因はなんなのかを捕まえて欲しい。



僕に今、見えていることは2つ。


ひとつは、従前と違うことをする時の、影響予測が甘い。
 ・1年で終了予定のフロートを、5年使う。
 ・電気配線を切り替える。
 ・一夜限りのショーをやる。
 ・インチからミリに切り替える。
全部そう。
思いつく限りの分野にわたって、起こりうる影響をプラスもマイナスも列挙し、
絶対に犯してはいけない失敗や、大切にしたい価値をピックアップし、
手を打っていたら。
停電も軸折損もミッキー落水も、無かったはず。
火事についても、
 ・喫煙所を減らす
 ・ホーンテッドマンション通常版やミステリーツアーをなくす
について、客の心理面まで検討を加えていたなら、もしかしたら起きなかったかもしれない。昨今、混雑時のTDLの空気はぴりぴりしてる。ファンシーなものばかりだと、破壊衝動を刺激されるひとって、きっと居るよ。


もひとつは、TDL開園に携わった人たちの引退。
TDL開園時はまだ、アナハイムを立ち上げた人たちがおられて、直接、一子相伝のように情熱的な指導を受けたそうな。彼らの”無形の知”まで直接感じ取り、さらに、新しいパークを立ち上げる創意工夫の中で、日本独自の”無形の知”も磨かれたはず。
でも・・・立ち上げ経験者ならではの”無形の知”って、立ち上げを経験していない人に継承するのは難しいのよ・・・。
アナハイムも、開園25周年以降、かなり雰囲気が変わったやに聴きます。もしかしたら、東京も?


そしてたぶん、この2つは関連してる。
立ち上げ経験者は、すべての物事を、一から創意工夫して考えたことがあるから、失敗経験も豊富で、引き出しが多い。
だから、ひとりでも、いろんな分野にわたって、ささっと直感的に、起こりうる影響を見通すことが出来る。
そうした”名人”や”職人”が居なくなったら。分野横断のチームで、ブレーンストーミングしながら影響予測をする必要がある。やってごらんよ、楽しいから。予測力を磨く訓練にもなる。重み付けは、責任者が感性で決めればいい。


(↓以下、俺の妄想)
で、シール廃止翌日にフロートが壊れたのも、偶然じゃない。

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Re: ランドで・・・ みゅ - 2008/01/10(Thu) 21:10 No.12432

「住」の心配から始まって
「食」の心配、
「エネルギー」の心配。


そんで国民的幸せの象徴までが
犯されようとしているよ。


何処に安らぎ求めようかね?
おかしいね日本。
おかしいね日本人。


「損」「得」勘定しか出来ない今の日本人。
いっそ戦国時代からやり直したらどうだ?

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人生の主人公は、誰? BigLove - 2008/01/10(Thu) 22:15 No.12433

餓えて死ぬ人なんて、ほとんど居ないのに、
「不幸せだ」って答える人が圧倒的に多い日本。


貧富の差がめちゃくちゃ激しいのに、
「幸せだ」って答える人が圧倒的に多いメキシコ。
http://d.hatena.ne.jp/BigLove/20080109#1199905471

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リスクマネジメント BigLove - 2008/01/11(Fri) 08:19 No.12436

みゅさんが、薄着でも風邪を引かないのは、
”薄着のほうが都合がよく”しかも
”風邪を引かないほうが都合がいい”から。
・・・ただし、その分、あちこちに無理は来てるはず。自然の理には反してるからね。



やっちゃいけない失敗というのは、厳然とあって。


それをただ恐れてたら、むしろ呼び寄せちゃう。
無視して度胸と根性で突っ切ったら、いつかポキッといく。
懸念をはっきり見極め、”こうなったら、こうする”と決めておく。そうしてるからこそ日本は、事故停電がほとんど無い。食品の不良率もとっても低い。成し遂げたいことがある人なら、コツさえつかめば容易に出来る。




ここ2ヶ月、どのショーを見ても、出演者さんが活き活きしてた。
どのショーを見ても、涙が出るほど感動した。凄かった。
なにかが良い方向に変わったんだろうなと感じてた。


でも、さすがに水曜日は、みな頑張ってるんだけど、覇気が無かった・・・。
そりゃ、同僚が死にかねなかったんだものねぇ・・・。
まずそこだけは、なにか早急に手を打って欲しいなって想う。



今回、ゲストが重傷を負う可能性は、ほぼ無かった。
たぶん設計基準で、可動ポールの高さを、万が一折れてもゲストに接触しないように、設定していたのだろう。
”最悪の事態を引き起こさないシステム”は、ちゃんと機能した。
願わくば、”最悪の事態”の基準を、キャストさんたちも重傷を負わないレベルに引き上げて欲しいな。従業員を大切にする会社こそが、ゲストも大切に出来るはずだから。
世界で一番、安心して活き活きと働ける職場であって欲しい。OLCの一ファンとして、切に願う。

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業務連絡 BigLove - 2008/01/11(Fri) 22:17 No.12444

>「損」「得」勘定しか出来ない今の日本人。
「損」「得」勘定で接してくる人も、
こちらが徹底的にまごころで対応すれば、「損」「得」の世界に居られなくなる。


100件くらいは経験があるから、必要なら援助します>某氏