みんなが幸せに暮らせる世界

プライベートライアン。とっても衝撃的な映画でした。
大多数が死ぬと判っていつつ、震えながら上陸用舟艇のドアが開くのを待っている将兵たち・・・使命を果たすために。


願わくば、そんな自己犠牲無しに、みんなが幸せに暮らせる世界であって欲しい。
誰にとってもうまく行く世界であって欲しい。
その実現に寄与するような人生を、僕は生きよう。


それって、どんな世界だろう。
ひとりひとりが、自分自身をとことん大切に、誠実に、楽しんで生きる。
これに尽きるんじゃぁ無かろうか。
すると、他人の大切さもひしひしとわかる。


拳銃をぶっぱなす相手を、素手で取り押さえた友人。
政府軍・反政府軍銃口を押し付けられても、まったく動じない、スリランカNGO組織のリーダー。
理不尽な要求をしたり、暴力をふるってくる人に対してさえ、その幸せを心から願うひとびと。
そんなひとたちが、「みんなが幸せに暮らせる世界」を本気で現実にしようとしている。


たぶん、
すべてのひと・もの・瞬間のなかに、素晴らしさがある。
ぼくがそれに、気づけたり、気づかなかったりするだけ。
ご自身がそれに、気づけてたり、気づいてなかったりするだけ。
まっすぐに向かい合う。角度を変えてみる。引いてみる。寄ってみる。全体を感じる。
素晴らしさを引き出しあい、磨きあえるような関係を、すべてのひと・もの・瞬間と創っていけたなら、それはきっと、みんなが幸せに暮らせる世界だなぁ。