にんげんドキュメント シリーズ藍とさくら② 旅立ちのとき 〜横峯さくら〜

練習場を手作りし、キャンピングカーを手作りし、キャディーとしてつき・・・娘に存分に、のびやかに、力を発揮させるためのお父さんの配慮。ときにはおだて、ときにはプレッシャーをかけ。心の機微がよーく判ってるなぁ。

ついに、親離れのとき。「優勝したら、お父さんキャディー引退!」みごとに戦うさくらさん。「複雑だ」といいつつ、まさに巣立ちを見守る父の顔。目が澄んでいて、腹が据わっていて、なんとも深い、素敵な表情。

そして、自立した上で、「トーナメント初優勝まで、キャディやらせてくれ」・・・素直に、親孝行として、受けるさくらさん。
ミスショットで2位に落ちた次のホール、無難に行こうとするさくらさんに、果敢に攻める指示を出すお父さん。大成功!
優勝が決まるパット。緊張するさくらさん。「お前、はずしていいぞ。これだけギャラリーが居るんだ。プレーオフすれば喜ぶぞ」「絶対やだ」で、初優勝!お見事。