親友のお父さんのお通夜

そのあと、深夜まで友人たちと話しこんだ。
前項との不思議な一致。そのなかの一人がまさに「他人からどう見えるか」にしばられ、不眠症で苦しんでいる。
「普通の子」に見られたい。そうでないと疎外感を感じる。
と同時に、「目立たないと、だれも自分に手を差し伸べてくれない」という恐怖心も持っている。
この矛盾する2つの固定観念が、結局ありのままの彼自身を表現することを妨げる。
そして・・・彼自身が、彼を疎外してしまっている。


「自分は、どんな美しさをこの世界に与えたいのか。」そこに目を向けるだけで、いいのにね。


その問いの答えは、実は「普通で居たい彼」と「目立ちたい彼」とが持っている。
どちらも彼に、一体感や安心感を味わわせたくって、活動している。
そしてね、実はたとえ無人島に一人っきりでいたって、その一体感や安心感って味わうことが出来る。
ならば。前提条件なしに、一体感や安心感を味わい、あらゆる形で表現しながら生きればいい。それが、彼がこの世界に与えたい美しさ。彼が生きている意味。


今日から冬の空気に入れ替わったとの事。雲ひとつない空。満月なのに、たくさん星が見えてる。空気が澄んでるんだなぁ。