「結果」を生きるか、「原因」を生きるか

「人から非難されたくない」ことを重視して生きる人が居ます。
ご当人は、「それは、他人に不快感を与えないためだ」と思っています。
でもね、他人に役立つことを重視してる人との違いは、行動基準を観ると、すぐわかります。


子供のうちは、それでも生きていけます。でもね、職業に就く段階で、苦労される。
何かしら世の中に、自分ならではの「新しい価値」を提供して、はじめて職業って成り立ちます。
ところが。「新しい価値」ですから、失敗も批判も必ずある。
「人に不快感を与えたくない・喜びを与えたい」ひとは、自分の仕事を改良します。
「人から非難されたくない」ひとは、仕事を止めます。


そこが、夢を見つづける人と、夢をあきらめる人の違い。
前者が「原因」を生きる人、後者は「結果」を生きる人。


でもほんとうは後者も、自分が望んでそうしてる。「原因」はすべて自分の選択に在る。
「結果」を生きてると思い込みたがっているだけ。そう思い込んでおけば、悪いのは周りだ!って思えるもんね。