地形の輪廻と「麗しい澤」

と同時に。昨日「麗しい澤」という言葉から、ふと地理・地学の教科書に掲載されてる、地形の輪廻の図を連想しました。
平らな平野が隆起し、しだいに水で削られて谷を形成し、やがて険しい山地となり、いずれ山の頂きが丸くけずられて、ついには平地になってしまう。
西安から蘭州に小型プロペラ旅客機で飛んだ時、まさにそういう地形の変遷を、眼下に眺めました。概念ではなく、実際にあるんですね・・・。

水の流れが、地形を険しくする方向に働くのか、フラットにする方向に働くのか。これは、たぶん数値モデル化できるんでしょうね。土の粘性と、水の勢いとが、パラメーターになるのかな。

情報流通を水の勢い、概念形成を土の粘性に例えると、レイヤー(階層)やリージョン(地域・領域)によって、フラット化するところと、ダイナミックな造型が為されるところと、同時に進行する・・・のかもしれません。そんなことをふと想いました。