ありのままを観る
ひとのこころは、無意識のうちに、
”心理的負担を、減らそう”というふうに働くんだそうです。
社会心理学の実験で・・・
同じ仕事を、
Aグループは、休憩時間たっぷり・給料も多く、
Bグループは、きつい労働条件・少ない給料。
さて、どちらのほうが、「意義のある仕事だった」と想うでしょう?
・・・Bグループ。
”割に合わないことをやった”という心理的負担を、”いや、意義は大きかった”と思い込むことで、楽になろうとするんだって。
逆にさ、
他人にきつい仕事や、意義深い仕事をしてもらうと、”申し訳ない”という心理的負担が生じるじゃん?
それを消すには。
”あのひとは、そういうきつい仕事をして当然のひとなんだ”と、思い込めばいい。
歴史的にも、今の社会にも、観察すればそんな実例、そこここに転がってます。
江戸時代の部落差別もそう。現在のワーキングプアの問題もそう。李氏朝鮮では、医女や僧侶や芸能人は奴隷身分だったみたい。
理不尽な扱いを受けたことのあるひとは、ありのままを観る目さえてば、こういうくだらない思い込みを、見抜くことが出来る。
そうじゃないひとは、しっかり意識しないと、この錯覚の存在に気づかないかも。すると、ほんとの意義はどのくらいだったのか・どこに感謝しなにに手を加えれば全体がうまく行くのか、見誤ってしまう・・・。
素晴らしい体験は、ひとを永遠に変えてしまう
いやぁYouTubeって、有難いなぁ・・・
Earth Wind&Fire"Boogie Wonderlandが演奏された瞬間は
ゾクゾク!とした。
僕も大好きな一曲。何時間でも踊れそうなほど。すべてのダンス音楽の中で、一番好きかも。
ところが・・・ご紹介のPV観て驚いた!
こんなに踊りまくりながら演奏してたんだぁ!!!
さすがにPV撮影時だけだよね・・・と想ったら、いえいえ、ライブでもぎんぎんに踊りながら演奏してますねぇ。
楽しかったのが、NYの路上ライブ。カメラ前のお客さんたちは、あまり興味が無いのか・スペースがぎゅうぎゅうなのか、棒立ちなんだけど、ほかは見渡す限りのりのり!
で、棒立ちだったお客さんも、しまいには縦のりしてる・・・2003年の映像だというから、EW&Fの皆さん、かなりのお年のはずなんだけど!
1994年の全米ツアーには参加せず。この頃よりモーリスはパーキンソン病に罹ったため、1995年にライヴ活動をリタイア、以来のEWFの活動はフィリップが中心となっている。またモーリスは同年にラムゼイ・ルイス等のグループアーバン・ナイツの立ち上げにプロデューサーとして関与している。
2004年にモーリスと共にEWFは来日公演したが、これがモーリス込みで最後の公演とも噂される。
うわぁ、知らなかったなぁ・・・。パーキンソン病、治療法がどうか速く見つかりますように。
マイコーちゃんご紹介の"I got you(I feel good)"が静止画だったので、動画を探したら、若かりし頃のを発見。
凄いよね!!!
妻に見せたら、興奮してました。
御大によるダンスレッスン。めちゃくちゃ上手い・・・
白人の女の子たちが、熱狂してます
パリジャンたちに、”ゲラップとは、どうすることだ?”
そして・・・この二人と、ルイ・アームストロングは、人類史を変えたミュージシャンだと僕は想います。
「もし大事な人(Baby)の事を考えるなら、白人か黒人かなんてどうでも良いんだよ。」
「平等について話した。けど間違いだろうが正解だろうが、そのどちらも真実なんだ。」
オバマさんが大統領になった今、あらためてこのビデオを観ると、ぐっと来るなぁ・・・
マイコーちゃんBlogの紹介動画が、リンク切れしてるので、こちらで・・・
後半のシーン(通称パンサー・パート)が暴力的ということで論争となった。マイケルがストリートでガラスをたたき割ったりする描写(ちなみにガラスには人種差別団体などの名前が書かれている)があるためだが、
ほほぉ!そんな論争もあったっけか。
なるほど黒豹は、
ブラックパンサー党(黒豹党、英:Black Panther Party)は、1960年代後半から1970年代にかけてアメリカで黒人民族主義運動・黒人解放闘争を展開していた急進的な政治組織。
を連想させるもんね。
僕は、冒頭の家庭が、白人側の文化受容とそれへの抵抗の、エンディングの黒豹が、黒人側の差別粉砕運動と暴力衝動への、風刺だと感じました。
「人種の坩堝えはなく、サラダボウルが望ましい」なんて言われ、アファーマティブ・アクションで、かえって人種間の利害対立が深まったりもし、"黒人である””白人である”ことにアイデンティティを見出そうとする動きも強かったなか、この歌のメッセージはほんとに”デンジャラス”。
でもね・・・
MTVライブの映像も発見。解説によるとリップシンクではなく生歌唱、
こちらは更に、ぐっと来ます。歌もパワフルだし、お客さんのエネルギーも凄い。
黒人も白人も一緒にゆれて熱狂してる。キング牧師の夢が実現してる。
最初に紹介した、若きジェームス・ブラウンの動画だと、スタジオのバックダンサーが白人ばかりだったり、コンサート会場にも黒人はごくわずかだったり。
白人たちが、人種を超えてJBの凄さにしびれてる姿は素敵だけれど、まだまだこの頃は、収録会場に入れる黒人は少なかったんでしょうね・・・。こうして少しずつ、時代が進んでいったんだなぁ。
歌や踊りって、本質をあらわにし、固定観念を超え、リスペクトを生み出す力がある。
奴隷の子孫と、支配者の子孫という、不幸な歴史的遺産から、ひとを開放してしまうほどに。垣根を無にしてしまうほどに。
幼い頃から、黒人音楽には親しんできました。デキシーランドジャズ・スイングジャズ・ファンク・ソウル。
でも、実際黒人のパフォーマーたちとたくさん出会えたのは、舞浜で。
RS6のスミスさん、テリー&ポリシア、キューバの素晴らしいミュージシャンたち、リズム・オブ・ワールドのダンサーさんたち、BBBやミスティックのパフォーマーさんたち。
その素晴らしさに触れてしまったから、もう僕は、肌の色で人を差別するなんて、観念ではなく身体のレベルで、在り得ない。
キューバ・メキシコ・オーストラリア・ロシア・カナダへの畏敬の念も、一生消えないことでしょう。
これが”体験の力”。
素晴らしい体験は、ひとを永遠に変えてしまう・・・たぶんそうなんだと想います。
最後は脈絡無く、探索の中で見つけた、素敵な女性たちのダンスを。
Re: おみくじ BigLove - 2008/12/05(Fri) 21:40 No.13718
みゅさんの問い、”オバマさん、うまくやれると想う?”への答えなんだけど・・・
常識で考えると、”不可能に近い”なのかもね。
でもなぜか、うまく行く絵しか、僕には思い浮かばない。
オバマさんが描いてるのは、あるべき自然な世界。
それが失敗するってことは、人類は存続できないってことだ。
だから実は、選択肢は無くって、”俺は、オバマさんを成功させる”という道しかない。
人生、やるか、やるか。
アメリカの国務次官補が、こういってたらしい。
「真の安全保障とは、周辺諸国と良い関係を築くことだと、北朝鮮に気づいて欲しい」・・・本来ひととして望んできたことを、素直に口に出来るようになったんじゃないかなぁ。
「夢を体現する」
これこそが、オバマさんの不思議なリーダーシップの根源。
そして、みゅさんも、同じスタイル。だから支援者が次々集まり、創造的な協力が起きる。
常識は、慣性と惰性。
でも、ありのままの世界は、刻々と移り変わっている。
ものの理をみつめ、夢を描く。それがうまく行く道なんじゃないかな。
午前中は晴れ。
15時ころに、すさまじい強風が吹き荒れ、そして雨に。
夕刻。
西の地平は紫。そこからグラデーションが、いったん白っぽくなって、そしてオレンジへと変わり、天頂はブルーグレー。
放射状ににじむ光が神々しい。