ひさしぶりのディズニーシー

ミスティックリズムを見納めるため、妻とディズニーシーに行ってきた。
一昨年10/4以来。こんなに間隔が空いたのははじめてだ。

楽しかった。支払った金額を上回る価値は間違いなくあった。
でも、よほどのきっかけがないと、また行く気にはならないだろう。
不満も大きい。
https://twitter.com/AtsuTam/status/566972799491637250

素晴らしかったこと

一日三ミスティックリズム

グランドオープンの日、初回公演を観た。
プレビューでの高評は耳にしていた。
高い期待を更に上回る、想像を超えた驚きの舞台。
スタンディングオベーションしたと記憶してる。


以来、数百回は観てるはず。
なお、観るたび新しい発見がある。違う見え方をする。
たとえば、
一日の出来事のようにも、
プロジェクトやつどいの盛衰のようにも、
ひとりの人生のサイクルのようにも、
文化や森林の変遷や輪廻のようにも、
数千年・数万年単位の循環のようにも、
観ることができる。


今回、はじめて1日に3回観た。
各回、それぞれに発見があった。


初回は、左ブロック2列目・おさるさんが頭上に降ってくる席から。
水の精霊が火の精霊におされ、土の精霊が登場して・・・の場面、
強固に発展した文明が、津波地震とで消え去ってしまうかのように、観えてしまった。
小さな蝶が自由に羽撃く世界にもどったとき、ひとの姿は、そこにあるのだろうか。
笛の音が、太いのに、かき消えてしまいそうに時に切なくて。素晴らしい演奏だった。


2回めは、中央ブロックやや右、後ろから5列目ほどから。
水の精の登場で、久しぶりにぞわぞわっとする美しさを感じる。
音像が、舞台近くや後方立ち見と、まったく違う。
座席後方上に分散設置されたスピーカーから、雷鳴や野太いコーラスが強く響いてくる。
土の精が揺るがす大地。都度、時代が動いてゆく。
水の精と火の精の働きは、ある意味シンプル。土の精は、循環の進展に大きく関与してるんだなぁ。
すべておわったあと、血のように、夕日のように、紅に染まる花。


3回めは、ほぼ中央、前から5列目から。
クライマックスで、土の精と水の精は、闘っているのだろうか。
互いに影響を与えながら、変化する。それが時の流れであり、命なのかもしれない。
あのカーテンコールは、
『小さな蝶が自由に羽撃く世界にもどったとき、ひとの姿は、そこにあるのだろうか。』という問いに対する、
あってほしいね・という答えのように感じられた。


3回全て、生身の人間からにじみだし溢れ出る情感が、素晴らしかった。
気が入ってる。流れてる。


生命を、ひとの身体でとことん表現したショー。
果たして、新しいショーは?

ビッグバンドビート

2階左後方から。
バンドとミッキーが、特に素晴らしい。
短期間で交代される外国人出演者と、練度が高くなってる日本人出演者と、みたいな色を、ちょっぴり僕は感じたのかも。

店舗やアトラクションのキャストさんたち

顔ぶれはずいぶん変わってしまわれたけれど、
素敵なキャストさんに、たくさん出会えた。
そのひとらしさと、工夫がうかがわれるような、キャストさんたち。


特に、夜、ひとが減り応対に余裕が出来てからは、
相変わらずディズニーシーらしい踏み込みをたくさんいただいた。
かつてのランドにあり、シーに色濃く引き継がれた魅力、健在。

飲食とライドアトラクション 望んだ時に、短い待ち時間で、

ただしそれは、傾向やコツを熟知してるからこそ。
一般のお客さんは、あちこちで待ちくたびれたろうと想う。

景色と造形

特に、日没後は、工事足場などのぼろも隠れて。

インディとの遭遇

カタンベースキャンプグリルで!

悲しかったこと

全店舗、ディズニーグッズ屋に成り果てる

ついに、ロストリバーアウトフィッターも。
店員さんに尋ねると、もう1年ほど経過してるとのこと。

寒い

わかっていることなので、しっかり防寒していきました。
でも、寒いものは寒い。

レストランメニューに魅力なし

ちょっとレストランにでも入って、暖かく居心地よくゆっくり・・・とおもうことしばしば。
でも、いざメニューを観ると、うーん。並んでまでこの値段出して食べたくはないなぁ。
結局、食べ物は、ユカタンソーセージドック2回購入のみ。

パークのあちこちに大規模足場や仮設塀

いまが一年で最も、スリルライド重視・景観興味なしな客が多い時期なので、
修繕や改装を集中させるべきときではあるのですが。

どの通りもひとごみ

ミゲルズ前でさえも。
ハーバーショーがない分、空く時間帯がなくなった・ってことかもしれない。

かわいいものだらけに

パークのあり方についての、感慨と想ったこと

日曜の21時過ぎ、
ディズニーシーは、ぐっと静かになる。
キャストさんに手をふられたりしながら、美しい夜景の中を歩くとき、
ノスタルジーと充足感、はかなさとつながりを感じて、
”やっぱり素敵だ。あぁ、全てゆるそうかな”という気持ちになった。


ただし、あの感触は、今日一日の体験だけから生まれたものではない。
なんどもなんども、あの時間、あの景色、あの空気の中を歩いた。その日の素敵な出来事を味わいながら。
その体感記憶も、よみがえってくるのだ。
それは根強いようでいて繊細。メディテレーニアンハーバーでちょっと明るいBGMがかかっただけで、ずっこけそうになる。


この先、
僕が好むようなパークに戻ることは、もうないだろう。
いま、たくさん来ている人、これからたくさん来る人たちが、
「ディズニーパークはこういうもの」と期待する、その像に沿っていく必要があるだろう。
ちょっぴりスリリングな乗り物があって、
可愛いキャラクターがたくさん居て、
どんなだか予想がつく、食べ物やおみやげを売ってて、
スタッフが親切でおもしろければ、更に良し。


はじめてミスティックリズムを観た時に、
6歳だった幼稚園さんが、いま20歳。
いま25歳の人は、当時11歳だ。
自分の子供時代の体験を胸に、
友達と遊び、恋人と遊び、やがて自分の子供を連れてくるだろう。


そのとき、
ディズニーシーは、中南米やアラビアをリアルに体験できる場所である必要はない。
どこかと似た場所 としてイメージを描かせることで来園動機を喚起する必要がない。
ディズニーシーは、行こうと思うひとの中にあるディズニーシー像に似ていることをこそ、求められる。
そういうことなのだとおもう。
(僕自身も、僕の中にあるディズニーシー像に似てることを、つい求めてしまってるわけだ)
(いや、その像をくつがえすような、想像を超える素晴らしい新しさをみてみたい。
 でも、いまと同じ値段でそれをやったなら、いま以上に混雑するだろう。)


やがては米国のように、
一生のうち、
子供時代に一度、
子供を連れて一度、
すっごく高価だけれど、
行くべき場所・・・という位置づけになるのだろうか。
混雑をおさえつつ、質の高さを持続するには、この道しかないようにも想える。


なれるだろうか。


いまのまま行けば、
日本人の大半の可処分所得は、減り続けるだろう。
お金を払ってエンタテイメントを味わう余裕は、小さくなるだろう。
とはいえ、周辺諸国は、海外旅行ができるひとが増え続けていく。
日本人が生涯に2回、
周辺諸国のひとが0.05回、
来てくれるようなパーク。リゾート。
・・・十分可能そうだなぁ。そしてそれは、僕の手には届かない遊び場になりそうだなぁ。

行動記録

5:00 八ヶ岳に向かう長男を駅まで送る
一旦仮眠。

昨日は、TDLは混んでいたけど、TDSは平日以上に空いていた模様。
混雑予想サイト(というのがあるんだね!)2つ見比べ、
DeepDisneyさんのリアルタイム待ち時間を見。
昨日よりは入園者多そうだけれど、キャンパスデー期間ゆえ、平日よりは空いていそう。

妻と出発。
駐車場、屋上に。

眺めがいい!
エスカレーター室天井が、サビサビなのに驚く。よく観ると鉄骨のそこここも。
ピクニックエリア脇にダッフィーバス。いま、17時まで公開展示してるらしい。車内に入れるスペシャルパスポートも、公式webで売ってたな。

11:18 ファンダフルメンバーパスポート大人2枚購入

新人さんなのだろう、若い男性が、一所懸命に的確に。
後ろににこやかなトレーナーさんがついてた。
3回購入権あるうち、今年度は1回め・とのこと。そうか、そうだったな。
ファンダフル、会誌読まないし特典使わないし、入会し続けてる意味はないんだよなぁ。

入園。ちょっと嬉しい

アクアスフィアまわり、グリーティング中。
ハーバー、工事塀で観えない!聴いてはいたが、想像以上のインパクト。

ビッグバンドビート

間に合った。
2階席後方から。素晴らしい。

-13:08 テディルーズベルトラウンジ

WFPを横切る。
ん!テーブルイズウェイティングの音楽が急に変わった。こりゃ、風で途中中断だな。
まっすぐ入店待ち列に。3組目。間もなく、うしろに長い列が出来た。
5分ほどで入店。カウンターは満員、ソファ席に。この長ソファ、まっ白だったっけ。張り替えたのかな?
ハーベイ・ウォールなんとかというウォッカベースのオレンジカクテル(見た目可愛く、味キリリ)と、コーヒーを。
ソファ後ろのショーケースを、ひさしぶりに観る。日露戦争の調停写真とノーベル賞、テディーベアなど。

ミスティックリズム
14:44 エクスペディションイート 待ち6組ほどで ユカタンドッグ2個購入

チキンレッグは長蛇の列。ユカタンドッグ、空いてるよ。
カタンベースキャンプグリル 屋外席で食べる。インディー・ジョーンズが居る!

15:01 ハンガーステージ入口横ブースで オレンジマーマレードポップコーン購入

ミスティックリズム待ち列に

ミスティックリズム
16:10 ミゲルズ・エルドラドキャンティーナ 待ち5分ほどでコロナ・エキストラ購入

いまは、レジで購入→対面のアルコールカウンターで引き換え 方式。
テラス席は3組くらいしか居ないが、強風で寒い。
店内は、上下階とも満席。
もいちどテラスに出て、座る。懐かしい場所のはずだけど、なんだか殺風景。

ミスティックリズム

ストームライダーFP取得
WC

スカットル 10分待ち

待ち列を、運転席ブース後ろ方面に伸ばしてる。
学生が「こういう人気無いアトラクションから潰して、新しいのつくるんじゃん?」「面白いかな、子供向けじゃん?」・・・なめてるな、乗って驚くぞ(^^)
運転中に1回分づつ入り口に貯めるのではなく、列のまま誘導。キャストさんの数を減らしたんだな・・・。
乗る。楽しい!
屋外見守りキャストも、運転席も、手を降ってくれる。
さっきの学生たち含め、みな笑顔。

マジックランプシアター FP取得
カスバでWC
シンドバッド 5分待ちで
マジックカーペット 1回待ちで

「風が強くなると、とまるかもしれません。いまのうちにどうぞ!」
寒い!
夜は綺麗!

18:32 エクスペディションイート 待ちなしで ユカタンドッグ2個購入
FPでストームライダー

ケープコッド 灯台
→ドックサイドステージ
テーブル強風でキャンセル。出来たのははじめ2回だけの模様。

フランダーのコースター
ジェリーフィッシュ

海底は造形が綺麗。
子供が幼い頃よく時間を過ごした、水が出る遊び場にちょっぴり座る。
・・・この若い女性キャストさんも、息子たちと同い年くらいだよなぁ。そういえば。

FPでマジックランプシアター

だいぶ空いてきてて、スタンバイでも同じ回に入れそうだった。

キャラバンカルーセル

お世話になったキャストさん、お二人と遭遇!

レイジングスピリッツ シングルライダーで10分ほど待ち

妻にはどこかのレストランで休憩しててもらおうとおもったが、
周辺みな、20時閉店でもはや入れず。
花火キャンセル

スカットル

待ちなしで。夜は綺麗。

海底2万マイル

入口も、乗船誘導も、素敵だった。

FPでタワーオブテラー

桜前高架下、手をふるカストーディアルさん二人。
NY→元ロメオ店内→店内を縦貫してフィガロクロージャーへ
妻が品物観てる間に、ベネチア歩く。
フィガロクロージャー→アーケード・妻はエンポーリオ縦断
エンポーリオのショーウインドウ、魔法使いの弟子に戻ってる。以前とは違うデザインかも。
ゲストリレーションにて TDLのガイドをもらう。
ウォルトとミッキーの銅像。前回来た時すでにあったようだけど気づかなかった。公式webのカレンダー壁紙