世界ふれあい街歩き ワルシャワ

電車で、河をわたって、地下線に入り、中央区駅へ。
パステルカラーの電車・大人気のパン売り売店。お話を聞いたOLさんは東洋風の顔立ち。


街はなんだか埃っぽいし、風情も薄い。ひとも、シャイというかちょっぴり気むずかしげ。
小学校かな、2年前整備されたという新しいタイプの校庭で、鬼ごっこのような体育の授業。シャイである意味愛嬌はないけれど、素直な子供たち!サッカーが大人気。女の子は、大人っぽく成長してる子も、まるで低学年みたいな子も。


ショパン音楽大学・入り口の陽気な感じの可愛い女性・バイオリンの学生だそうな。えっ、可愛い息子さんが。ベビーシッターと旦那さんが面倒を見てくれるそうな。なるほど、男女ともに活躍できる気風は整っているんだなぁ。「息子ができて、人生で大切なものが変わったわ。」・・・彼女の柔らかさ。きっと奏でる音楽にも、大きな影響を与えてるだろうな。


旧市街に近づくにつれ、風情を増す。飾り気はないけれど。
第2次大戦前後、なくなった方々を悼む炎を灯していた女性。
「月のクレーターのような瓦礫だった。そこから、ものすごい努力をみな払って、元の姿に復興したのよ」・と語る。


中央広場に立つ、終戦時の王宮の瓦礫写真の立て看板。入り口一つ、かすかに残ってるだけ。この状態から復元したのか!
風船を持ったかわいい男の子を連れた優しげなお父さんが、すすっと「ポーランド語で説明しましょうか」と、さらさらっと語り、「では!」と。あぁ、この心地よい距離感。


あぁ、旧市街はとても雰囲気がある。路地・中庭。
街角で歌う若い女性二人。どことなく、シルクロードとのつながりを感じた。