裁判員裁判、はじめての死刑判決

控訴を勧めるというのは、ある意味、逃げなのではないだろうか。
もしこのまま、被告が控訴せず、1審の判決で確定したならば。
今回の裁判員チームは、こころの負担を、たぶん一生背負って生きることとなるだろう。


僕は、死刑には反対です。
死なせて生まれるものは、なにもない。
そして、裁くひと、執行するひとに、あまりにも大きな負担を背負わせることになる。


ひとのいのちをむざむざと奪う社会が、ひとの命を尊敬せよと説くのは、説教強盗よりも性質が悪いのではなかろうか。