美の壺 自転車

志賀直哉さんが学生時代から愛用した、100年前のアメリカ製自転車
草刈さんが紹介した学生時代の自転車は、僕とおんなじ、ユーラシアの緑のスポルティーフのような・・・

スーパーバレエレッスン くるみ割り人形第2幕こんぺい糖の踊り アダージョ

吉田都さんが、ちょっとやってみせるだけで、ぐわっと伝わってくるものがある。
身体の使い方が、全然違う。しなやかでやわらかくて、なめらかで緩急があって。
音楽と踊りが一体になる。そのレベルが全然違う。
音楽そのものを表現するために、身体を鍛え上げている。やわらかさも、筋力も。
だから、受講している2人も、”こうすればいいのか”と糸口はつかめても、まだぎこちない。なめらかに、思い通りに動けるようになるまでには、練習を積み重ねて、身体を作り変えていく必要があるのだろう。
・・・凄いことだと想う。そのレベルの指導をしてくれるひとが、日本に戻ってきてくれたのだから。受講したお2人のワクワクが伝わってきた。


一昨日だったか、ボリショイで、世界各地で活躍する日本人トップバレエダンサーに集まってもらっての公演を成功させたとの記事を新聞で読んだ。


ロシア革命から逃れてきたひとたちの指導ではじまったという、日本のバレエ。
一世紀を経て、ついにここまで。
才能溢れる人たちが、海外に飛び出し、第一級の活躍をし、戻ってこられはじめた。
これからぐっと、層が厚くなり、レベルが高くなるのかも。オーケストラの指揮者のように。