セカンドバージン 第3回

再放送で。
全然興味なかったのに、たまたま観たのだけれど・・・面白い。
いやぁ、NHKがこういうドラマを創ると、凄いなぁ。
民放がもはや、入念にドラマを創るちからを失いつつあるから、NHKがここまでやらざるを得なくなってきたのだろうけれど。
外事警察といい、NHKさえあればいい状態に、なりつつある。そう想う。

ワンダーワンダー 京都南禅寺の別荘群

100年前、見事な別荘群。
大工の技術が最高度な時代。大勢の庭師が、丹念に手入れ。琵琶湖疏水を使った水の演出。
素晴らしい・・・。
維持も管理も、費用と手間と技術維持が大変だろうけれど、どうか次世代へと、長く継承し続けてほしい。私的空間ならではの良さが、たっぷりある。
そう思いながら観ていたら。


酒船石。ほおっておけば無くなってしまうという文化財保護の意識。もののみならず、当時衰退しかけていた能などの支援・上演もされたという。
15軒のうち、主が変わっていないのは2軒だけ。
主が変わっても受け継がれてきた、花見行事。
アメリカ軍に接収されて3家族用の西洋風住宅に改装され、その後絹織物会社の西洋人向け商談場に使われていた別荘は、最近、主が変わって元の姿に改装。
2年前売りに出された別荘。買い手は結局アメリカ人に。ただし”値段ではなく、価値がわかる人に”と探した結果。ずっと担当してきた庭師さんが、これからも。

政治主導の掛け声に、ふりまわされる官僚

TBSだったかなぁ、民放の密着ドキュメンタリー。民放いらないなんていって御免よ・という感じの力作。
厚生労働省で、調整官を引き受けたひとりの官僚さんが、奮闘するさまを密着取材。連日夜3時まで働き続ける。損な役回りなのは重々承知で、使命感で頑張り続ける。
・・・いやぁ、複数名で分野別に分担担当するとか、やりようはいろいろあるんじゃないかなぁ。観ていてとても、痛々しかった。