ディズニー・ハロウィーン初日

台風一過、一気に秋の空気。
今年のハロウィン、出かけてみたらなんと、一番の注目株はムジカ・メヒカーナ。これ次第で、10周年以降のディズニーシーがどうなるかが、最終的に決まることでしょう。

11:24 TDL
ん?エントランス、仮装の人がすくないなぁ。お!ザーグ!!!よくできてる・・・。あ、いまパレードの時間だ。
ちょうどハロウィンパレード”ウェルカム・トゥ・スプーキーヴィル”が、プラザから動き始めたところ。

沿道はかなりの賑わい。トゥーンタウンで追いつく。ポップコーンワゴンあたりから、先頭フロートの停止ショーを遠望・ゴルフ場左端から、退出していくパレードを鑑賞。今回はフルモデルチェンジかな?衣装もたぶん全部新製。数年続いたロック路線から、ホーンテッドマンションのテーマ曲をベースにした曲に。”参加ダンス”ではなく”手遊び”。原点回帰っぽい感じ。

11:50-12:15 ミニー・オー!ミニー 今日は頭にプロメテオ載せてるので、カフェオーリンズ壁沿いから。
ガゼボで抹茶あずきミルクかき氷購入。
東京ディズニーランド東京ディズニーシーそのものをワンピースにしたお二人に遭遇!!!・・・素晴らしい。今日のNo1仮装。
スーパードゥーパー オープニングのみチラ見。
ウエスタンランドファンタジーランドトゥモローランド
キャプテンEOファストパス取得・14:25-15:25
ワンマンズドリームII落選
スターツアーズはリハブ中だ→モンスターズインク前→プラザ→スーパードゥーパー膜ジャンプやってる
お城前で、プルートさん、57さん発見。レミートイ・ストーリー3のくまさん・・・今年も、すっごくよく出来てる。あの老成した可愛らしさを、見事に再現。
スリンキー&ポー、手にしたダッフィーたちがウッディーとジェシーの衣装。バックルや背中の紐にいたるまで、細かい作り込み。
わ、シドが改造したおもちゃ!!!・・・素晴らしい。
TDLTDSドレスのお二人、57さんたちの写真を撮りに来て、逆にたちまちたくさんの完成度高い仮想ゲストたちから、写真を撮らせてくれと頼まれ、予想外だったのかちょっぴりおどおど(^^)。いや、この衣装はパーク好きのこころに響きますって。

13:50-14:05 ウェルカム・トゥ・スプーキーヴィル 幌馬車売店横から
14:05-20 ウェルカム・トゥ・スプーキーヴィル プラザ内周を、後ろ→前と移動しながら、全体を観る。
14:25 キャプテンEOファストパス待ち列に。入口閉まったばかりで、しばし待つ。

14:45-15:20 キャプテンEO 最後列やや左から。踊りはちょっぴり古臭いかな。でも、いい。


TDS
15:47 ミステリアス・マスカレードI-13-6当選!

テディ・ルーズベルトラウンジ フローズンダイキリシャルトリューズ55%ソーダ割り→バカルディゴールドをストレートでワンショット。

ケープコッド→ポートディスカバリー
17:00 ロストリバーデルタに到着。あらら、ひと少なっ!こりゃもうスケルトン・フィエスタは終わってるわい。
17:05-30 ミスティックリズム 最前列右端から。今日も右リフト使用せず。 ひとって美しいなぁ。蝶が飛び去ったあとの、どよめきと熱い拍手。

ミゲルズへ。なんと満席!キャラクターの威力は凄いなぁ。相席でのご案内。友人が居たので、ご挨拶に行く。そのまま詰めてもらい、相席させてくださる。生ビール購入。

ムジカ・メヒカーナwithチップ・デール・クラリス 昨日とは打って変わって、熱い客席・素晴らしい演奏。特に3曲目の"me odio"は絶品。ステージに背を向けて座っていたので、チップたち目当てでいらっしゃったであろうゲストたちが、感銘を受けているさまがありありとわかる。そういえば・・・ミゲルズで知り合った方々には、チップ&デールファンが多い。4曲目の最後にチップたちが登場して、会場をぐるりとグリーティングしながら練り歩く。
実にあっさりした構成。なるほど・・・これならチップたちだけが目当てのゲストは”一度は足を運ぶけど、ビデオに納めれば、もういいや”になるはず。再度来店されるようなら、演奏のほうもお気に召したってことだ。月・火のムチャチョスとの入りの比較もできる。


以下、TDR三昧の下書きをちょっぴり。
テーマパークがオープンしたとき、まず来るのは、新しもの好きのお客さんだろう。情報を発信したがるひとたち、と言っていいかもしれない。”ここがどんな場所なのか”を印象づけるPR・演出・ショーをすれば、周囲に体験を語ってくれる。
やがて評判が拡がり、あらかじめ期待を抱いたお客さんたちが、たくさんやってくる。情報を調べ、再体験したがるひとたち、と言っていいかもしれない。”こういう場所らしい”という期待に沿いつつ、ちょっぴり超えた意外性や新しさを提供すれば、評判はさらに高まる。
そのうち、どういう場所なのか知れ渡る。一度は体験したことのある人だらけになる。


東京ディズニーランドはもはや、数年に一度来るお客さんだけでも、十分やっていける状態になっているのではないか。
”今度のイベントでは、こんな目新しいことをやるらしい”って調べて、それが来訪のきっかけになるのは、年に数回以上来てくれるお客さんだろう。そういうお客さんは、そろそろディズニーシーに誘導したい・・・のではなかろうか。
これまでディズニーシーは、”ディズニーランドとはこんなふうに違う”ということを、前面に打ち出してきた。”ここはこんな場所だ”と印象づけたいからでもあろうし、ディズニーに興味がなかったひとたちにも来て欲しかったからでもあろう。でももうそろそろ、どちらも必要性が薄らいでいる。”こんな場所だ”というイメージは定着したろうし、既存の顧客層はディズニーランドを満杯にしオーバーフローしつつある。


だから僕は、10周年以降のディズニーシーは、僕にとっては今よりもつまらない場所になっていくんだろうなぁと予想している。
なにせ、ミッキーたちに新しい服を着せただけで、お客さんはどんどん集まってくれるのだから。
”現地の本物を、なるべくそのまま持ってくる”よりも、いま普通の日本人が”ディズニーテーマパーク”と聴いて期待するものに応える方向に、なるだろう。
たぶん、今回のムジカ・メヒカーナwithチップたちは、”現地の本物”を残すかどうかのラストチャンス。”普通のディズニーテーマパークファン”が、機会さえあれば、”現地の本物”に興味を抱くのか、抱かないのか。抱かないようなら、無くなってしまうだろうなぁ。


一方、東京ディズニーランドは。たぶんどんどん、”素”のパークに近づくんじゃなかろうか。
ただひたすらディズニーランドらしさを磨くだけで、お客さんがやってくる。
イベントもやるだろうけれど、季節感の演出が主で、目新しさはさほど狙わなくなるだろう。
”舞台”としてのパーク。受身で楽しませていただくのではなく、舞台で能動的に、自らが主役として演じ、遊ぶ。
もしかしたらこれからしばらく、ディズニーランドの方が面白くなるかもしれない。道行く人の表情を眺めてるだけで、楽しくなってくるような場所に。だといいな。




友人たちとお話。生ビール追加購入。
ムジカ・メヒカーナwithチップ・デール・クラリス 輪をかけて熱演。特に3曲目"no me queda mas"は思わず涙してしまった。が、観客の反応は先程の回ほどではなく。待ちに待って、ようやく席確保して、なんだチップたちまだ出ないの?・・・みたいな感じだったのかも。 


ミステリアス・マスカレード 基本的に昨年と同じ。しかし、舞台の死角は減って座席を増やしたようだし美術品もグレードアップ。音響も照明もブラッシュアップされてる。凄い。 セリフも一部変更。ミッキーが決意する部分は、昨年の方がグッと来るなぁ。振付もたぶん小変更。太鼓兄さんたちは出てこない。フィナーレのパイロの上がり方はちょっぴり散漫、去年の方がぐっと来たような記憶が。


ナイトハイ・ハロウィーン マゼラン広場から。
スカットル

シンドバッド

アンダー・ザ・シー 最前列中央から。30人ほどの観客と寂しい入り。しかし大熱演。最後のセバスチャンお歌は、冒頭からほぼ全員で手拍子に。右側グランドフィッシュ・足リフト2台不動作は残念。
22:18 TDS
23:03 帰着