奇跡の映像 よみがえる100年前の世界

アルベール・カーンという資産家が、世界中の人々の日常生活を、カラー写真や映画で記録していたそうな。
2008年放映の再放送。


ちょうど、ディズニーシーのNYの年代。ミッキーマウスデビューの前後でもある。激変の時代だったことが感じられる。
ひとびとの生活が、激変して行く。伝統的集落や文化が消え、新しい文物が普及し・・・
たとえば、
馬と車がともに行き交う街角。やがて馬車が居なくなり車だらけに。
パリの街角。第一次大戦直後・喪服の女性ばかり→戦後・乳母車がたくさん→その数年後・日本のモガみたいな短髪の明るい女性たち。
帆船ばかりの漁村。
不作続きで空き家ばかりのアイルランド
などなどなど・・・。

大富豪カーンがほぼすべての財産をなげうってまで、世界中に暮らす多様な生き様と民族を記録しようとした

なぜそこまでの情熱を傾けたのか。
カーンさん自身が語らずとも、彼の残した映像が雄弁に語ってくれているかのよう。


このシリーズ、楽しみだ!