プロフェッショナル 高校教師 岡田倫代

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100209/index.html
開始30分後から。
寄り添い、見守る。
勉強なんてしなくても、居てくれるだけで先生は嬉しい = ”期待しない信頼関係”を築く。
ゆっくり聴く
ぼそっと話した一言が、とても重かったり。
ただ寄り添い、その時が来るのを待つ。

そっと生徒の横に寄り添い、見守っていれば、次第に生徒は自ら考え、自らの進むべき道を見つける

爆問学問 オーラルヒストリー・政治学 御厨貢

自伝は自分の書きたいことだけ書く。ジャーナリストは自分の聞きたいことだけ聴く。
オーラルヒストリーは、まるごとその人の人生を、記録する。
1回2時間・ひと月一回。だいたい春からはじめて、人生の春夏秋冬に合わせて、冬に終わる。
面白いもので、冬になるとどんどん話が伸びてくる。終わらせたくないんだなぁと。
話したくないことを話してもらうには・・・若手を連れていって、「あの時の選挙違反、あれどうしたんですか?」「正直にズバッと聴きよるなぁ・・・あれはな・・・」
言葉に詰まったとき、「要するにこういう事ですよね」と言ってはいけない。手垢のついてない言葉で言い表そうと、一所懸命考えてる。
いままで2割知ってたとして、聞き出せるのはせいぜいあと2割。6割は闇。
宮沢喜一さん、日米交渉のはなし、次回くわしく・・・1ヶ月経ったら、やっぱりあの話は出来ない。屈辱感を思い出したくなかったみたい。その場で聞かなきゃダメ。逆に、防寒に教われ30分激闘して退治した話は、とてもリアルに。
アメリカは、全部残して公開する文化。日本は墓場まで持っていく文化だった。
その人の考え方の構造みたいなものが、なんどもやっているとわかってくる。


爆笑問題に、プチオーラルヒストリー。
質問が巧み。あぁ、こんなことを思ってたんだ、考えてたんだ・・・という言葉が、どんどん紡ぎだされてくる。
政治に興味を持ったきっかけは?小さな頃から?・・・子供の頃は、政治に興味なかった。小泉政権から。あの頃普通の漫才に飽きてて、もっとストレートな言葉で・ていうのがあって。
変わっていく太田さんを田中さんは不安じゃなかった?・・・お笑いで政治なんてやめとけよ・と。でもそこまでわかってていくんなら、信頼してもいいかなと。
これからもこの路線で?・・・そろそろ変えようと思ってる。
いつごろから・・・政権交代・いや、その前オバマ政権から。理想がかなっちゃって。燃え尽き症候群というか。ストレートな言葉で語りきれなくなってきた。


この話から、御厨さん自身のいまの想いに戻って。
政権交代があって、これから自民党時代の話がいろいろ出てくるだろう。
と同時に想うのは、民主党の大臣たち、表も裏もない。これ、オーラル出てくるのかなぁ・・・と。「あのとおりでした」で終わりなんじゃないかと。これまではかけひきとか引き出し方とかあったけれど、新しい手法を開発しなきゃなぁと。


大田:重要なひとの歴史だけが今まで残ってきた。ふつうのひとのなかにも、凄い歴史があって、それが残ると面白いんじゃないか?
しゃべりには、時代の雰囲気が再現される。