羽田空港最終便

20時を過ぎると閑散とする羽田空港。23:15発北九州行きスターフライヤー便。なぜ遅い時間に・・・乗客にインタビュー。
柔らかい表情の人と、硬い表情の人と、対照的に分かれる。
息子の進路相談に乗り、単身赴任先へと帰るお父さん。
友達の結婚式に参加し、東京観光を終え、帰路に着く若い女性3人組。
朝5時に飛んできて、朝1時に帰るビジネスマン。週一度来ている。
・・・みな、柔らかい表情。

休みがとれたので、花束とクリスマスケーキを持ち、一刻でも早くと家族のもとに帰るお父さん。
親の緊急入院で、実家へと急ぐ家族。
・・・みな、緊張感に満ちた硬い表情。語り始めるまでは。


ぎりぎりまで一緒に過ごす恋人。見送る姿。


インタビュアーさんのお人柄だろうか、みなさん内面の現れた素敵な表情。


10年ぶりに飛行機に乗る男性。にこやかに応対。ところが実は福岡空港でのガルーダインドネシア航空墜落事故機に搭乗、以来乗れなかったんだけれど、誕生した子供に早く会いたいと。
就職活動中の学生たち。腹痛で夕方の飛行機に乗れなかった。
友達の結婚式に参加・帰る妹を送りに来た姉夫婦。3日後に出産予定!
搭乗締め切りギリギリまで、記念撮影して、妹を見送る家族。なぜ最終便?・・・「なかなか会えないので、できるだけ長く一緒に居たくって」


そして・・・写真で紹介。
学生たち、内定決定。
赤ちゃんも無事誕生。


漆黒の空へ飛び去って行く、真っ黒なスターフライヤーの飛行機、尾翼のSfの白文字を輝かせながら。

僕は静かに手を振って見送った。

木下部長とボク

http://www.ytv.co.jp/kinoboku/story_04/
途中から。なかなかおもしろい。板尾さんじゃなきゃ、この雰囲気は出ないよねぇ。
現代の”無責任男”は、なるほど、これだよなぁ。