AVデビュー その後のその後

以前記事で取り上げた、あいだ さくらちゃん

AVデビューすることになったみたい。
可愛い女の子の裸をみられるのは、男の本能としては、正直、嬉しいのだけれど。
どうか彼女が、こころのままに選んだ決断でありますように。
そして、彼女が幸せでありますように。彼女のかけがえのなさに、彼女自身が気づいてくれますように。彼女の魅力が、深まっていきますように。


性に関する通念は、どんどん変わっている。
かつてギリシャ時代、売春婦は、神の使い・・・巫女として、崇められていたと聞く。
かと想えば、強姦された少女を、男を惑わせたとして、即刻死刑にしてしまう国も、この現代にあるという。国際的取り決めに反しないよう、年齢を高く偽ってまで・・・


僕自身は、古めの貞操観念で、妻以外と性的交渉を持ったことは無い。同時に、AV女優さんたちを尊敬しているし、感謝している。
そして客観的に観て、日本において、人前で裸になることが尊敬の対象になる日は、そう遠くは無いと想っている。
たとえばほんの20年前。今の基準なら、イメージビデオの域を出ない程度の”AV”に出演しただけで、”もう、幸せな家庭は持てない”と思いつめてしまう女優さんが居た。大人の女性でも、”私は処女ではない”と公言することは、猛烈に勇気が必要だった。
いまは、中高生でも、かなり正直に言うだろう。いや、処女なのに”私、経験あり”と嘘をつくことが、見栄を張ることになる時すら、あるかも。


”あたりまえ”なんて、前提さえ変われば、変わっていく。たいてい慣性は働くけれど。
避妊の手段が確立され、ひとりひとりが自立して生きてゆきやすくなった今は、結婚という制度も、社会的合理性が薄れている。
もっともっと、自由な世の中になるんだろう。僕が生きているうちに。
そして、同時にたぶん、
もっともっと、ひとりひとりの本質が問われる世の中になるんだろう。