愛とマネジメント

先ほど、米国人トレーナーの思い出を書いたけれど、
実は、BigLoveというハンドルネームは、彼からのひとことに由来している。
「あなたは、まぎれもなく大きな愛を持っている。」


ただし、その言葉には続きがあって・・・
「でも、マネジメントを学ぶ必要があるね!」


以来10年。くしくも、”マネジメントとはなにか”を学び続ける日々だったなぁ・・・と、振り返ってみて想う。
環境マネジメントシステムの構築しかり、
TDRとの出会いしかり。


で。
TDRで学んだことのうち、マネジメントシステムに関しては、仕事に大いに取り入れてきた。
しかしながら、学んだのはそれだけではない。
もっと、ぼく個人の部分・・・意図を磨いたり、身体を使ったり、技量を向上させたり。”身体の全体性のマネジメント”みたいな部分とでもいうか、それはまだ、業務や日常に、十分生かしていないなぁ・・・・・。


先の記事を書き上げて、[本]というキーワードで読み返してみたら、ねばねば歩きや操体の記事が出てきて。
気持ちのいい方向へぎゅーっと伸ばす・体幹をゆるめるといったことは、ちょっとした習慣にはなっているけれど、意図をまっすぐにするレベルにまで、きちんと身体をマネジメントしてはいない。


怒りを感じた際、なにを望ましくないと感じたのか・どういう状態をもたらしたいのか、瞬時に見極め、それを実現するためにベストな行動をとる・・・こんなふうに感情をマネジメントしていたなら、望ましい結果を、すぐに得ることが出来るだろう。


そういえばずいぶん前、たしかISO14000の認証取得にむけ頑張っていたころ。
”マネジメントシステムにおいて大切なのは、愛だ”みたいな文章に出会い、ほほぉ・・・と想った。
でもたぶん、ほんとにそうなんだろうなぁ。
ぼくたちが構築したマネジメントシステムが、オリエンタルランドさんの域に遠く及ばないのは、まだ”愛を本気で具現化するためのシステム”ではないからだなぁ・・・。


まずは、僕自身が、自分をマネジメントし、愛と環境・技能・身体を結びつけなければ(^^;




もひとつ、今想った。
無理難題に思えることも、”叶える!”と強く意図すれば、魔法のように実現してしまう。
僕は本気で、”職場のひとと、腹を割って話せるようになるぞ!”という意図を持っていただろうか?まだまだだなぁ・・・。