収容所でひとをコントロールしたり、されたり。
戦争で殺したり、殺されたり。
・・・幻の苦しみを、真実と見間違えるから、こんなことが起きてしまう。


桜並木越しの、透明感あふれる夕空。
のびやかな書道の文字。
子供たちの輝く笑顔。
・・・これらこそが、真実。
そこには、なんの前提条件もない。
貧しかろうが、地位などなかろうが、自分がどの国籍のどんな人種だろうが、こころさえ開けば、いつでも触れられる幸せ。
”真・善・美”とよくいうけれど、それは正しさとは、まったく違う次元のこと。


こころを開こう。すべてを愛そう。
するとやがて、”真・善・美”以外のものは、すべてかりそめの幻だとわかってくるから。