親友とのTEL

”心のコンパスに従う”って、自分が何者なのか良く知っている ってことだといえるのかもしれない。
自分を信じて、自分の人生を生きるのか、
他人のせいにして、望まない人生を生きるのか。


今回の香港旅行、「理論的にはそうすべきではない」選択がたくさんあった。
たとえば。
マップケースにTDRのガイド類をたくさん入れ、持って行こうとして、直前でやめた。
 香港では、マップケースを売っていなかった。
 持っていれば便利だったし、TDRのマップはコミュニケーションツールになったと想う。
日本のピンバッジを買って持っていこうかとも想ったけど、やめた。
 想像よりもずっとたくさんのキャストさんが、ピントレーディングのためのランヤードを首から下げていた。
 これまた絶好のコミュニケーションツールになったろう。僕たちも嬉しい、香港のゲストも嬉しい、HKDLも嬉しい。
歩く道が遠回りになったり、ジャムを持ち込もうとしたり、チケットをなくしたり、涼しいのに重たいペットボトルを持って歩きまわったり、じんべえをもって行ったのに着なかったり・・・
でもそのおかげで、出会えたことがたくさんあった。
コミュニケーションツールなんて無くっても、ちゃんとたくさんの人たちとお話が出来た。
トラブルや、遠回りのおかげで見つけた宝物も、たくさんあった。


筋書きがあるんじゃないか。
そうおもうほど。
なりゆきまかせなのに、ちゃんとうまく行く。


一方で。
親友は、妻がなりゆきまかせで失敗してて、でも、何度失敗しても改めないという。
同じなりゆき任せなのに、なにが違うんだろう。


自分を信じて、「心のコンパス」に従っているか、
他人任せで、惰性や習慣や損得に流されているか。
・・・どうやら、ここが違うみたい。