軍国主義教育の弊害が、今もまだ続く

ここから先、暴論になります。要検証だし、例外もたくさん居られることを前提にしつつ。


僕が出会った「心理的なトラブルを抱えている人たち」って、
昭和一桁生まれ・団塊の世代団塊Jr が多いんです。
もっと正確に言うと、
昭和一桁生まれ・その子・孫。このくくり方なら、ひょっとすると全員かも。


昭和一桁生まれって、軍国主義教育を、もろにまっとうに受けてしまった世代。
で、プリンシプルが無い・場当たり主義・コントロールしたがり・コントロールされたがり な人がとても多い。
その子も、そして孫も。
プリンシプルが無いから、他人との位置関係や損得をものさしにしてしまう。結果、自分自身にとってほんとに大切なものを見失って、心理的トラブルに陥ってしまわれる・・・。


今回、安倍内閣の教育改革が、どうも妙な方向に行きそう。
「学力とはなにか」・・・どういう力を伸ばしたいのかというプリンシプルが無い。
これまでは「自ら課題を発見し、解決に導く力」を伸ばすという、明確なプリンシプルがあったんです。どうやらそれを、削除してしまいそう。


軍国主義教育が彼らの人生を誤らせたのに(^^;、そこにノスタルジーを感じ、アイデンティティーを置き、同じ過ちを繰り返させようとしているように観える。一種の自己正当化なんじゃなかろうか。


たぶん5年食い止めれば。
団塊世代は引退します。
またプリンシプルを持った世代がリーダーになる。
そして、団塊Jrは年齢が分散してるから、同年齢のプリンシプルを持った人がリーダーになることでしょう。
さすれば、自主性・自律性・自発性を大切にした社会に、日本はいずれ、なる。


どうかこの5年。
自発性をスポイルする方向に、教育が改悪されませんように。


  • 1/27追記

さすがに暴論だけあって(^^;
昭和一桁生まれって、団塊世代の親としてはかなり若めですよね。16-25歳で生んだことになる。
大正後半生まれの方々って、どうなんだろう。あまり触れる機会が無いんだなぁ・・・。