自由・無邪気さの 再獲得

>という感じで使い分けるように私はなりました。
であれば、ほんとにほんとに、回復ですね!
ことばにすれば「おめでとうございます」の一言に尽きますし、それ以上適切な言葉がないのですが・・・正直、他人事(^^;ながら万感の思いがあります。


以下、長くなりましたので、記事にしてトラックバックします。

もう2年半前になりますね、一度だけお会いしたのは。
8時間ほど、ひたすらHiroetteさんのお話を伺いました。
そして、私からはこういったことをお話しました。

  • 私は医師ではないので、病気の治療は出来ないし、紹介できるメソッドも、健康な方にしか適応できない
  • 固定観念体系のズレ=めがねの歪み(=心の鎖)が、身体症状を生んでいる。それに気づき、はずすことが治療の根底となるだろう
  • 慣れ親しんだ観念体系から移行する過程で、身体症状は今以上に悪化する時期があるだろうし、社会的関係性も波乱が生じる
  • Hiroetteさんが進んでおられる方向は、治癒につながる。ただし、早急に、でもじっくりと、相性のいい精神分析医を探す必要がある


その後、3通ほどメールのやり取りをしたところで、どうやらHiroetteさんを怒らせてしまったらしく。
社会通念上、礼を失したことは書かなかったつもりなのですが・・・
Hiroetteさんの「なぜか最近小さな子供になつかれるんです」に
「Hiroetteさんの無邪気な側面を、小さな子供は見抜き、共鳴してるのかも」とお応えしたのが、
もしかしたらお気に召さなかったのではないかなぁと想っています。


以来、私に出来る援助はほとんど何も無いと見切った上で、2つ決めていました。
信頼できる精神分析医に出会われた時点で感情抑圧について(抑えていた感情は、みごとに私に対して解放されましたね!)、
そして、回復された時点で、このお話をしようと。



心の鎖をはずす作業は、たぶん生きている限り、永遠に続きます。
「これはこういうものだ」と決め付け、ラベル貼りをし、グル−プ分けをすることで、私たちは世界を説明し、理解し・・・たつもりになっています。だから、常に新しい固定観念が生まれ、それは動的な生の世界とずれていく。
心の鎖をはずす作業は、無邪気さを再獲得する作業でもあります。よく、5歳児に戻ると喩えられるのですが・・・ピカソ岡本太郎の人生は、作品も発言も、そのわかりやすい実例ですね。



Hiroetteさんの絵、ごくわずかしか観ていないのですが、どれもぼくにとってはつまらなかった。文章表現が巧みなだけに、むしろ文章でこそ表現できるようなことしか、絵には描かれていないように感じた。
でも”絵を描く”ことにこだわっておられる。きっと、絵でしか表現できないなにかをお持ちだからなんだろうな、と想ってました。
今回の年賀状の絵も、まだまだ言葉で説明できてしまう要素で組み立てておられるように、僕は感じます。と同時に、そこに意を越えたなにかが表現されている。そこにHiroetteさんが現れている。8時間のお話の中や、Blogのたくさんの記事には、現れなかった・・・でも、お会いして直感的に感じた、Hiroetteさんの本質が。
ほんとかどうかは知りません(*^o^*)。でも、僕はそう感じた。そして経験上、たぶん当たってます。


現象が、先に来る。説明は、後づけ。
説明は、心の檻や鎖でもあります。(だからこそ、説明で、鍵が開くのですが)



太く生きてください。無邪気さに触れ、愛してあげてください。
Hiroetteさん自身と、そして世界を信頼してください。
ほんとに表現すべき核心をこそ、表現してください。
これからも心の鎖を解き放ち続け、より自由な表現を繰り広げられることを、他人事ながら勝手に(^^;深く祈念しています。
そしてなによりも、どうかお幸せに。


ほんとうに、ほんとうに、おめでとうございます!
自由を再獲得されたことに、深く敬意を表します。