他人に好かれたい病

私の大切な友人、天然さんの、率直で正直な日記から。

私は嫌いな人の幸せを願うことが出来ない。

すると、他人から嫌われることをとっても恐れるようになります。
自分を偽ってでも、他人から好かれようとするようになります。


なぜか。


嫌われてしまうと、その人から、私の幸せを祈ってもらえない。
・・・そう考えてしまうから。

私をこんなに不愉快にさせているのに、なんで、私が嫌いな人の幸せを願うのか?

あなたが幸せになるためです。


あなたは、その人そのものを嫌ってるんじゃない。厳密に観ると。
「あなたの中の、その人のイメージ」・・・あなた自身のある一部分を嫌っている。
自分の一部分の不幸を祈りながら、自分全体が幸せになれるわけがない。
そして実は。
あなた以外に、あなたを不愉快にさせることができる人は居ません。


あなたが、とことん自分らしく生きたとして。
それで嫌われるなら、しょうがないじゃないですか。
自分を偽って、他人に好かれようなんて、おろかな生き方だとは想いませんか?


「他人に良く思われたい病」
「他人に嫌われたくない病」
にかかり、自分を偽って生きている人の、なんと多いことか!!!
いえいえ、僕自身だって、しょっちゅう自分を偽りそうになります。嫌われたくないがゆえに。良く思われたいがゆえに。好かれたいがゆえに。
でも、そこに幸せはない。


そして、いつでも、どんな環境下でも、幸せは見出せる。幸せは創り出せる。
たとえ、無人島に一人っきりで居たとしても。
たとえ、言葉がまったく通じない人々とともにでも。
ましてや、同じ日本語を話す人々同士でなら、さらに容易に幸せを創り出せるはず。


「他人に良く思われたい病」
「他人に嫌われたくない病」
言葉が、思考が、幸せを阻害する。もったいない!


相手のことが嫌い?
嫌いでOK。
そして、相手の幸せを祈る。
嫌いな自分の幸せを祈る。
そういえばイエス・キリストも言ってますよね!「汝の敵を愛せよ」って。