紅白歌合戦

目覚めてTVをつけたら、薬師丸ひろ子さんとC-3POR2-D2が。
そのあと、印象に残らない、知らない曲が続いて。
いきなり、パイプオルガンに合わせた吉永小百合さんの原爆詩朗読・さだまさしさんの「広島の空」・森山良子さん&直太郎さんの「さとうきび畑」・・・圧巻だった。
原爆詩は、人間を帰せ・生ましめんかな・折鶴。見事なセレクション。NHKホールからカメラが離れ、吉永小百合さんの姿が映ったとたん、重い決意のようなものが、息苦しいほどに伝わってくる。皇后様のような、深い感情を心の奥深くにたたえた静けさ。
さだまさしさん。大編成での演奏。ゴスペルと大太鼓と。
そして森山親子は、ギターだけを使った、二人きりでの演奏。
・・・どちらもとき済まされた、これしかない音。
もしかしたらこのとき、戦争体験をはじめて孫に話す機会になったご家庭も、たくさんあったかもしれない。
そしてニュースへ。明けて「世界でひとつだけの花」。あざといけれど、これしかない展開だなぁ。スキウタ第1位だったんですね。この歌のメッセージが、平和を生み出す唯一の鍵だと思うなぁ。出演者全員でのバックコーラス、みなにこやかに歌い踊る中、ぼーっと突っ立って居る人が印象的で(^^)
ゴリエちゃん、凄かったなぁ!エネルギー爆発のチアダンス。観客が決めのつど「おーっ!」とどよめくほど。そして次の男性二人組み。2枚目かつ、とってもさわやかで暖かいエネルギー。途中マイクが倒れちゃって。会場が歌ってる!!!
石川さゆりさん、森進一さん、歳を取られたなぁ。その凄み。吉永小百合さんと共通する決意と深みを感じる。