答えはすべて自分のなかに生じる。道理さえ観れば。

根本仏教講義(61)お経には何が書かれているのか(2)・〜正しい生き方は君が知っているhttp://www.j-theravada.net/kogi/kogi61.html より。取り急ぎ要約を。

常識だからと言って正しいと思うな、私(お釈迦さま)が言ったからといって正しいと思うなとお話されました。証拠に基づき、自分の智慧で正しいと理解すべきであるともお話しされました。

次項で紹介する、腰痛の新しい治療法を提唱しているグループは、その一例ですね。

 他人に対して怒ったら、その人に対して恨みを持ち始めて、どんどんどんどん不幸になるのは自分の方です。自分が他人に対して恨みの心を持っていると、誰がひどい目に遭うかというと、自分なんですよ。「恨み」はからだの中に「毒」の成分を分泌しますから。自分のからだが壊れるだけであり、自分の心が壊れるだけであって、相手にとっては何ということもないのです。言った人はとっくに忘れているかもしれませんし。

あなたは決して伝統で、貪りは良くないと言っているのではない、経典にあるから恨む心がよくないと言っているのではないでしょう、あなた自身が、自分で理解して言っている

貪りのない、怒りのない、恨みを持たない生き方、知恵のある生き方をすると、その人は、幸福になりますか、不幸になりますか。バッディエは、その人はちゃんと幸福になりますと答えます。

伝統や理屈に合うから、ニュースに出たから、自分の気持ちに合うからといって信じる必要もないし、私(仏陀)が大変有名な、偉い人だからといって信じる必要もない。この法は、あなた自身でわかるのだから。この生き方は正しいと、自分でわかるのだから。それなら、自分で、その生き方をしなさいよと、お釈迦さまはその若者、バッディエに言うのです。