無有のひとり言:なんか編 http://www1.odn.ne.jp/sharla-mu/junsui.htm より

  • ピュアハート

子供のころの純粋な思いを大切にしている大人は、やはり「大人」です。体験的知識をベースに思慮深く包み込むような優しさを持ち、責任と純粋な精神性を育み、そしてそこにいたずらっ子のような子供っぽさを兼ね備えたステキな大人です。

いつもこうありたいですねぇ。

見聞を広め経験しなければならないことが目の前にあっても、「分からない」「面白くない」で拒絶する「幼稚な大人」は、心の成長を放棄し、「優しさと安心」を求めてばかりいます。純粋な人は「優しさと安心そのもの」です。


 あなたの周りにもいませんか?ただ単に「幼い大人」である自分を「純粋な大人」だと思い違いし、人の行為や言葉に神経を使うわりに自分の言動には責任をとらない、幼稚な思考パターンの「困ったヒーロー(ヒロイン)」が?

多いですねぇ。あ、俺もか(^^;

  • 他人の目

「他人にどう思われようが気にしない人」というと、いかにも自分の考えや思いを大事にし、正直に生きている人のように思われがちですが、他人の発言や行動がうっとおしく目障りに感じるような、自分自身のエゴや心の狭さから生まれた精神の脆さを隠すために、そういったポーズを取る人が結構多い気がします。

そう。他人にどう思われてるか、ありのままに観ることは、とても大切。

感情を前面に出して攻撃的に話す人や立場や地位の差、経験の多さを鼻にかけ、高圧的・教訓的に話す人に対しては、静かに穏やかな態度で聞き流すだけでいいです。彼らも人に何か言われたら、その内容より言われたことに腹をたてるタイプですから。

高圧的・教訓的に話すってやり口は、僕は時々意図的に使っちゃうなぁ(^^;

 一方、それとは違ったタイプの人で、最高の援助者となる人もいます。感情的にならないとか友好的だとかいったレベルではなく、ごく自然で心のふれあいを重要視する正直でありのままの人です。彼は言葉を用意したりせず、その場でその雰囲気で自然に湧き出る気持ちをただ表現し、相手の発言の奥にある素直な心とほんとうの気持ち、そして問題に取り組んでいる姿勢や方向性等を瞬時に感じ取れる人です。深い理解と洞察力で人の思いと行為を観察している彼との会話は、安心とやすらぎと優しさの中で行われる「心と心のコミュニケーション」だから、意見がぶつかり合ってもすれ違っても、それがお互いにとっては新しいことへの気づきと創造のエネルギーとなるのです。そしてそれは「心の喜び・癒し」でもあるのです。彼が話す言葉は愛情に溢れ、時に厳しく強烈に思えても、自己を見つめ視野を広げ、理解を深める「力」となり、自分なりに自己を表現して行こうとするときの、望ましい選択をする積極的判断を助けてくれます。

そうなんですよねぇ。いつもこういうコミュニケーションをすることを目指そう、うん。
たとえ2chであっても。無理かな?(^^;;;

  • 大親友のプラス思考とマイナス思考

様々な出来事・人間関係において、「マイナスの考えを持たず、プラス思考で対応することが重要」と言います。日常生活で物理的に損をしたり、心理的にダメージを受けたりした人には、「めげないでそれをバネに頑張りなさい」と。対人関係で悩む人には、「相手の悪い面は見ないようにし、努力して良い面を見なさい」と。


 でもイヤなことはイヤだし、哀しい時は何かで気をまぎらわそうとしてもやっぱり哀しいし、無理やり思考を転換してそこから離れようと努力すればかえってストレスが溜まってしまい、1人になったときに空しい気持ちになったり、良く眠れなかったりしないのでしょうか?マイナス思考よりプラス思考の方が良いのだろうけど、様々な問題や感情、苛立ちが、本当にそれで解決するとは思えません。だって頑張って維持しようとしているプラス思考のすぐ下には、マイナス思考が動き出さないようにムリに眠らされているようなものだし、結果として気持ちに力が入ってしまうようなプラス思考は逆にマイナス思考の存在に力を与えてしまい、コインの裏と表、暗さがあってわかる明るさのように、実は同じ種類のもののように思えてなりません。プラスだマイナスだと問題にすること自体に案外ムリがあるのではと思うのですが。


(中略)


 哀しく辛く思える出来事でも悲観的に捉えず、それらが自分という思考のフィルターを通し必要があって起きた現象だと思うことが出来れば、プラス思考だマイナス思考だという気負いもなく、ただ謙虚になり、素直にそれを受け止め、そのままでいられます。そして次の新しい思考の選択をする余裕と機会を得ます。
(中略)
 プラスとマイナスの間を行ったり来たりしているうちは、いつまで経っても心は不安定なままで、ストレスの種は増えるばかり。プラスでもマイナスでもない気持ち、そのままを受け入れる気持ちを持って再出発してみませんか?心と思考の質を観察し、現実を創造している自分を認めてしまうのです。今までとちょっと違った自分を発見できればしめたもの。そのことが喜びと平和を含んだ新しい原因となって、素晴らしい現実を次々に引き寄せます。「自らが選んだ現実しか経験できない」ということを認識することは、「変化する生命」においてとても大切です。これって、ほんとうのプラス思考?!

いわゆる「プラス志向の限界」を的確にまとめてありますね。