課外授業 ようこそ先輩 長倉洋海さん
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/index.html
http://www.h-nagakura.net/
- なぜ写真を始めたか(日本の端っこの釧路。世界とつながりたかった。)、どんな心構えで写真を撮っているか。
- まず、戦争の写真を展示した教室へ移動。
- そして、笑顔の写真の教室へ。
1980年、ソマリアの難民キャンプで、悲惨な状況の中、写真を撮ろうとして、女の子がにこっと笑った。つながるように、自分を励ますように。以来、写真が変わった。つらいこと・悲しいことを乗り越えた強い笑顔。笑顔を探すことで、気持ちが近づくのでは。
- で、子供たちに町に出てもらい、初対面の人たちの笑顔の写真を撮ってもらう。
「わらってぇ」ではなく、少しお話をして、自然に笑顔を引き出すことに挑戦。断られたり、画面ばっかり見ちゃったり。こっちが緊張して笑えないと、相手も・・・。
- 2日目、出来上がった写真を見ながら、うまくいったと想うか否か、なにがだめなのか、生徒自身の想いを引き出す。
- 代表作、へスースを3歳から追いかけたシリーズ。家族のような笑顔で接しているから、笑顔が撮れる。
- 子供たち、写真は2の次、どうすれば笑顔が引き出せるかに重点を置いて
- 会話をしながら。だんだん笑顔が取れてくる。子供たちもだんだん楽しくなってくる。最高の笑顔のタイミングは少しはずしてるけれど・・・昨日はあまり撮れなかった子が、おずおずと。「もう一枚いいですか?」で、もっと素敵な写真が。
- 3日目。公園に行き、大きなパネルにみんなの写真をちりばめる。長倉さんの世界の笑顔と一緒に。「釧路の人たちも、世界の人たちも、笑顔は変わらない。自分の周りで、まず笑顔を作る。釧路は日本のはじっこだけど、それが世界に広がるっておもいながら。そして平和ってなにかなぁ、笑顔ってどうしたら生まれるかなぁって考え続けてくれると嬉しいです。」
- 道行くひとたち、パネルを見て笑顔がこぼれる。