事実と意味 抽象化と物語
2年前だったか、ヴァーチャルリアリティの研究者数人の講演・対談を聴く機会があった。
ヴァーチャルとは、「仮想」ではなく「事実上の」という意味。
生の現実から、目的を達するに必要な要素を抽出して写象し、実用に供する。
それが、ヴァーチャルリアリティ
で、共通して研究者が言っていたのは、解析し、モデリングし、抽出する過程で、対象とする生の現実そのものへの理解が深まる・・・ということだった。
正確には、生の現実を、人がどう認識し、捕らえているか・・・最終的には、ひとそのものへの理解が深まる・・・というはなしだったかな。
抽象化を、言語のみならず、物理や工学などまで用いて行うことで、より深くわかるものがある・・・みたい。
セミナーの実習をデザインしたときと、おんなじだなって想った。
多分、テーマパークや映画も、おんなじだろうなぁ。
取り急ぎ、ここまでメモ。この件、表題とつながってくるはず・・・。
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