笑問題のニッポンの教養「マジカルカレーツアー〜インド史・辛島昇」

インドを読み解く鍵はカレーにあり!インド史の権威が解読した千年前のレシピから衝撃のちょい足しメニュー、インドのみそ汁までレシピも含め一挙紹介。今夜はカレー学!
人口12億。中国と並び、ぼっ興著しいインド。その実像を読み解く鍵は「カレー」にあり。インド史の世界的権威・辛島昇東京大学名誉教授のガイドで、インド一周カレーツアー。教授が解読した1000年前のレシピ、衝撃の“ちょい足しメニュー”“インドのみそ汁”などレシピも含め一挙紹介。驚くほど多様なカレーをはぐくんだ地理的・歴史的条件と、独特の「インド式ものの考え方」が浮かび上がる。これであなたもカレー学博士!
出演
【出演】東京大学名誉教授…辛島昇,【キャスター】爆笑問題

カッコイイ先生!
国際タミル学会長を長く勤められ、
カレーに関しては美味しんぼにも実名で登場されたという。


人類の6人にひとりは、インド人!・・・なるほど。


多様性がありながら、緩やかに統一されているインド文化。
ばらばらなのに、共通する特徴がある。
日本人が行っても、外人ではなく、多様性の中の一つとして扱われる。
600の言語がある。由来も違う。なのに、発音や、SOVの語順という、共通の特徴を帯びちゃう。


太田さんいわく。

日本は、自分が変化する。
・・・夏目漱石が”I love you.は、「月が綺麗ですね」みたいにしか訳せないといっていたのが、我々はもう「あなたを愛してます」と言えてしまうように。
インドは、自分のものに変えていく。
・・・インドの外から民族や言語がやってきても、インド流の特徴を帯びていく。
なんでも取り込むという点で、とっても似てるように見えるけれど、
取り込んだ結論が、まったく違う・・・んじゃないか。


西洋合理主義は、”此処から先は考えてもしょうがない”と、ある地点から先を切り離す。
インドは、全部を引き受けようとする。
・・・それはしんどいよね。

先生曰く

いや、それを楽しめばいいんじゃないかな。
グローバル化において、世界がインドから、ここを学ぶことが、とても大切なように最近感じてる。