おだやかで暖かい一日。

南米大陸一周165日の旅 後編「大河アマゾンと秘境ギアナ高地をめざして」

10:15-11:45

11時頃から観る。
バスのように改造したトラックでの旅。
アマゾンをフェリーで、3日かけてさかのぼる。カヌーを横付けにして果物を売りに来る少年たち。川沿いの家。5両連結のトラックを積んだパージ。道のように河が使われている。30歳の日本人女性と仲良くなった男の子、別れを惜しむ姿。
ギアナ高地に3日かけて登るトレッキング。高さ1000mの崖、その上の絶景。

模様替え

ベッドを、母の部屋に移動。

ドラマ「筆談ホステス〜母と娘、愛と感動の25年。届けわたしの心〜」

13:30-15:30

14:30頃から。
なにげなく観始めたけれど、素敵なドラマだった。

新春スペシャル!1億人の頂点は誰?全日本カラオケグランプリ

15:30-16:54

へぇ!こういう大会があったんだ。
昨日はじめて聴いて歌唱力に驚いた、さくらまやちゃんも、この大会の優勝者だそうな。
いやぁ、みなさん上手い!!!
なるほどねぇ、CDは売れなくなっても、こういう形で、音楽は楽しまれていくよなぁ。
むしろ、受動的なだけではなく、創造的な方向に。
そして、それがちゃんと、ビジネスにもなっていくよなぁ。

テストの花道スペシャル▽新春!受験直前スペシャル!〜ベンブノート作成プロジェクト

高校生が3チームに分かれて競う。アイディア出し・取材、いーい感じ。

「楽しい暗記法」チーム

誕生日覚えの達人、林やペーさんにコツを聴く。つながりで覚える・まとめて覚える・繰り返し覚える。
恐怖体験をすると、よく暗記→絶叫マシンに乗りながら、単語暗記。
わさびを食べながら、単語暗記。ふうちゃん可愛いでないの。
10分間走りながら覚える。

「ピンチ脱出大作戦」チーム

集中力を上げるには
眠いときどうするか・・・昼休み前後でかんたんな足し算。昼休み中寝ない・1時間睡眠に対し、15分昼寝が結果向上
スランプをどう克服するか、大学生に聴きに行く・・・結果のよかったテストを見直す・基本に立ち返って復習
落ち込んだりくよくよしたときは・・・笑う。アニマル浜口さんの笑いビクス

こいつぁ春から〜初芝居生中継

東京・新橋演舞場大阪松竹座から歌舞伎の初日の舞台を生中継する。大阪は幸四郎染五郎の「人間豹」、東京は三津五郎橋之助福助らの「浮世柄比翼稲妻」を生放送。

華やか!
可愛らしい女性アナウンサーだなぁと想ったら、中川緑さんだった。気づかなかったなぁ。

ハーバード白熱教室 後半(第7-12回)再放送

サンデル教授の授業について、とてもよく整理されたノートを見つけた。
ハーバード白熱教室ノート


後半は全回、最初の放送時にかなり丁寧に観た。
それでもやはり、繰り返してみたことでようやく理解できた点もあるし、
講義全体の流れの中で、意義がわかったこともある。
もうひとつ今回面白かったのは、連続で・しかもハイビジョンテレビで観たことで、過去発言をした学生が、その後どんな表情で講義を受けているのかわかったこと。感情を刺激されて激しく論駁していた学生が、ぐっとおだやかな表情になっていたり。

第7回「嘘(うそ)をつかない練習」
第8回「能力主義に正義はない?」
第9回「入学資格を議論する」
第10回「アリストテレスは死んでいない」
第11回「愛国心と正義 どちらが大切?」
第12回「善き生を追求する」

後半は、小さなアナログテレビで見た。集中力も落ちたので、論理展開についていけなかった部分も多々あったり(^^;;;


昨日と今日、連続で見て改めて想ったのは、
ひとつは、各思想の歴史的役割。
封建社会から脱却するに当たり、功利主義の”最大多数の最大幸福の追求が正義”は、意義深かったろう。
アメリカの独立に際し、”社会契約論”や自由と人権の追求は、意義深かったろう。


かつては”真・善・美”の探求が、ごく一部の人々にのみゆだねられ、
そのひとびとを支える単純労働に、人類の大多数が生涯を費やしていた。
生産性が向上し、文化的な生活を皆が送れるように・・・という課題設定が可能になった。
価値分配の公正さのために、貨幣というものさしが前面に出た。


逆に、アリストテレスの頃は、貨幣による”価値単純化”の魔力は、まだとても弱かったんだよなぁ・と想った。
フルートで奏でられる音楽の素晴らしさそのものと、
トップアスリートの競技の素晴らしさそのものとを、
おなじものさしで数値化し、どちらがより価値があるか比較できるなんて、考えもしなかったろう。



ふたつめは、功利主義も、権利の尊重も、
真に目指すところは、アリストテレスの目的論で、より適切に解き明かせるんじゃなかろうか、という予感。
価値には質がある。種類もさまざま。互いに比較することができない。
ならば、幸福を最大化する道は、各個人・組織・資源・取り決めetcが、それぞれ個性的な本質や特性を、なるべく存分に発揮させるようとりはからうこと・になるんじゃなかろうか。
各自が、自分の人生のテロスを存分に探求し、生き抜くことこそが、真の自由であり、最高の人権尊重なんじゃなかろうか。

副読本『これからの「正義」の話をしよう』に従うなら、正義の説明は大きく「結果」「自由」「美徳」の3つに分類されます。

しかし実際のLecture1,2では、帰結主義(=結果の正義)と定言的道徳律が対比されています。自由の正義と美徳の正義が、ひとまとめにされているのです。その後も、講義の方では、明確に正義の3分類が登場することはありません。これは『ハーバード白熱教室』の見通しを極めて悪くしている原因のひとつです。

たぶん、講義が
3分類を明確に異なる概念として登場させなかったことと、
歴史順に進むのではなく、最後にアリストテレスに戻ったこととが、
僕のこの理解、

美徳の尊重は、自由と結果の、真の尊重でもある

につながっている。


人類はようやく、
全員がのびやかに自分らしく生き、多様な価値を最大限発揮するに足る知恵と能力を、
長い歴史を経て、ついに身に着けつつあるところなのではなかろうか。
たぶん、あと100年のうちには。