原田美枝子さん

毎日新聞日曜版に、ここ数ヶ月”聴き書き”が連載されていて、毎週楽しみに読んでいる。
僕より少しお姉さんで、可愛い顔してるけれど、しっかりしたひと・・・というイメージがあった。
でも、この歳になって(^^;当時の写真に触れ、聴き書きを読んでいると、ほんと芯から愛らしくて可愛らしい・・・。


小さな恋のメロディ”にあこがれてコンテストに応募し、映画デビュー。
たぶん無邪気だからこそ、つるんとヌードになって、
・・・”大地の子守唄”、数ヶ月前にGyaoで無料公開されてて。観るつもりでブックマークしてたけど、気づいたら公開期間終了。観損ねてしまいました。
でもそれが興味本位で取り上げられたのみならず、高校まで転校せねばならなくなって。


無邪気さと純粋さを守るための壁をいつしか築き。
それに気づかされ、どうしていいのやらわからなくなって・・・が、今週。


素敵な大人になっていく上で、壁を築き、壁を壊すことって、必然なのかもしれない。
岡本太郎さんも、いったん無邪気さを失った上で、自力で再獲得することの大切さを説いていた。
マズローも、自己実現の領域には、こどもではたどりつけない・といったことを言っているような。僕の誤解かもしれないけれど。


でも、素敵で無邪気な美枝子さんが、であるがゆえに壁を作らなければいけない社会で、もしもなかったら。
もっともっと伸びやかに、自然に、幸せに、ひとびとは暮らせるんじゃないかなぁ、とも想う。
それともやっぱり、壁を作り、壁を壊すからこそ、ひとのこころの壁や弱さや強がりを深く知ることができるのかも。
どうなんだろう・・・。